地域住民・高校生向けに避難所運営ゲームを実施しました
7月8日(土)、那覇市の安謝児童館で避難所開設訓練が実施されました。
地域の住民や、近隣の高校生向けに開催された当訓練には、那覇市や那覇市社会福祉協議会の職員が参加し、避難所や災害時要支援者についての講義が行われたほか、当支部職員が担当した「HUG(避難所運営ゲーム)(グループワーク形式)」が実施されました。
避難所運営ゲームでは、避難所運営の中で生じる様々な課題について、地域住民のみなさんと高校生が協力して意見交換、作業を行い、積極的に問題解決に取り組んでいました。
HUG(避難所運営ゲーム)
避難所運営をみんなで考えるためのアプローチとして、静岡県が開発した図上訓練です。専用のカード等を用いてグループワークを行います。
避難者の年齢、性別、国籍などそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを疑似体験していきます。
赤十字沖縄県支部では、防災セミナーのプログラムの一つとして、自治体、企業、学校などの各種団体向けに、HUG体験の運営も行っていますので、興味のある方はぜひ当支部までご相談ください。