中頭地区の小中学校事務職員向けに防災セミナーを実施しました
10月20日(金)、沖縄県中部合同庁舎で赤十字防災セミナーを実施しました。
セミナーは、当支部職員とボランティア(沖縄県赤十字安全奉仕団員)がスタッフとして参加し、中頭地区管内の小中学校で勤務する事務職員を対象に開催され、「ひなんじょ たいけん※図上で行う避難所運営ゲーム(グループワーク形式)」を行いました。
学校事務職員は、災害時等において学校が避難場所となった場合に、その運営に従事することが想定されます。今回実施した「ひなんじょ たいけん」では、避難者をどう受け入れるか、避難所運営の中で生じる様々な課題について対応できるかをカードゲームを使って体験していただきました。
参加者はグループ内で積極的に意見交換を行い、また、他グループの運営方法についても全員で共有しました。学校関係者ならではの意見、対応策なども出てきて、スタッフとしても気づきの多い研修会となりました。
「ひなんじょ たいけん」※赤十字版HUG(避難所運営ゲーム)
避難所運営をみんなで考えるための図上訓練です。専用のカード等を用いてグループワークを行います。
避難者の年齢、性別、それぞれが抱える事情などが書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを疑似体験していきます。
なお、本カリキュラムは、静岡県が著作権及び商標権を有している「避難所運営ゲーム(HUG)」をモデルとしており、同県の使用許諾を受けて作成しています。
赤十字沖縄県支部では、自治体、企業、学校などの各種団体向けに、防災セミナーの運営を行っていますので、興味のある方はぜひ当支部までご相談ください。