地域住民向けに防災セミナー（ひなんじょたいけん）を実施しました
１２月１０日（土）、宜野座村にある漢那区事務所で防災セミナーを実施しました。
セミナーには、地域方々約35名が参加し、「ひなんじょ たいけん（赤十字版の避難所運営ゲーム）」を体験いただきました。
このプログラムは、カードゲームを通して、避難所運営の中で生じる様々な課題について意見交換を行いながら進めていくグループワークになります。参加いただいた方々からは「水が流れないトイレに、プールから水を汲んできたら使えるようになるのか？」「体育館にいる避難者の間は段ボールなどで仕切られているのか？」などの質問が多く出てきて、避難所の運営について真剣に取り組んでいる様子が伝わってきました。
「ひなんじょ たいけん」※赤十字版HUG（避難所運営ゲーム）
避難所運営をみんなで考えるための図上訓練です。専用のカード等を用いてグループワークを行います。
避難者の年齢、性別、それぞれが抱える事情などが書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを疑似体験していきます。
なお、本カリキュラムは、静岡県が著作権及び商標権を有している「避難所運営ゲーム（HUG）」をモデルとしており、同県の使用許諾を受けて作成しています。
赤十字沖縄県支部では、自治体、企業、学校などの各種団体向けに、防災セミナーの運営を行っていますので、興味のある方はぜひ当支部までご相談ください。
