行政職員向けに赤十字防災セミナーを実施しました
5月16日(火)、八重瀬町役場にて職員向けの赤十字防災セミナー(ひなんじょたいけん)を実施しました。
八重瀬町役場では、先月3日に発生した台湾地震の影響による津波警報発令時に、避難所開設や、避難誘導などの対応にあたりました。その経験を受け、今後発生するかもしれない災害に備えて、職員の更なる対応力向上を目的に今回のセミナーが開催されました。
セミナーには、約50名の役場職員が参加し、避難所運営に関するグループワークに取り組み、トイレ問題や要支援者の受け入れなど避難所で起こる様々課題に対して、参加者同士で意見を出し合いながら課題解決に努めました。
また、職員からは避難所でのペットに関する問題や余震への対応方法などの質問があがるなど、今後の災害に備えて真剣に考えている様子が伝わりました。
「ひなんじょ たいけん」※赤十字版HUG(避難所運営ゲーム)
避難所運営をみんなで考えるための図上訓練です。専用のカード等を用いてグループワークを行います。
避難者の年齢、性別、それぞれが抱える事情などが書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを疑似体験していきます。
なお、本カリキュラムは、静岡県が著作権及び商標権を有している「避難所運営ゲーム(HUG)」をモデルとしており、同県の使用許諾を受けて作成しています。
赤十字沖縄県支部では、自治体、企業、学校などの各種団体向けに、防災セミナーの運営を行っていますので、興味のある方はぜひ当支部までご相談ください。