企業様向けに赤十字防災セミナーを実施しました

 11月13日(水)、沖縄県商工部企業立地推進課の主催で、赤十字防災セミナーが開催されました。

 うるま市にあるIT津梁パークを会場に実施された当セミナーには、近隣の企業の方々が参加し、講義形式とグループワーク形式のプログラムを体験いただきました。
 グループワーク形式の「災害図上訓練(DIG)」では、会場周辺の地図を使用し、災害時に地域で起こる被害や課題について考えました。受講された方々は、地域の公園や、近隣の企業、食料・日用品の販売店など災害時に役に立つ場所を探しながら、普段何気なく生活している地域について改めて見つめなおしていました。

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 今回セミナーを実施した地域は埋立地になっており、受講者からは、災害時に「液状化が発生」「避難ルートが限られていて交通渋滞が生じる」「道路の浸水や破損などにより孤立する場所が出てくる」といったご意見が出ました。
 このように災害時に外部からの支援に時間がかかる可能性がある地域では、特に災害に備えた備蓄が重要となります。参加された企業様の中には、職員用の食糧を備蓄しているところもありました。

 1人でも多くの方が災害への備えに取り組んでいただけるよう、日本赤十字社沖縄県支部では、今後も防災教育事業に取り組んでいきます。

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