行政職員向けに赤十字防災セミナーを実施しました
12月6日(金)、うるま市役所を会場に、赤十字防災セミナーが開催され、市役所職員やうるま市社会福祉協議会職員の皆さんに参加いただきました。
セミナーでは、カードゲームを通して避難所生活をシミュレーションする『ひなんじょたいけん』を実施しました。
『ひなんじょたいけん』は、「病気の家族がいる場合」「避難所のトイレが使えなくなった」など、さまざまな出来事、課題にどう対応していくか、意見交換しながら気づきを深めることで「避難者」を疑似体験できるカリキュラムです。
「持病をかかえている高齢の方はどこに配置したらよいか?」「男女別の更衣室を準備できるか?」「ペットを室内に入れても大丈夫か?」次々に発生する問題に皆さん頭を悩ませていました。
さらに今回のセミナーでは、うるま市防災危機管理課が作成した避難所受付用の名簿様式の記入も行い、避難所内の避難者を正確に把握できるよう努めていました。
また、参加者からは、「トイレの男女比は変えた方が良いのか?」「私たち市役所職員は、実際に避難所でどこまで避難所の運営に係わって良いのか?」といった質問が上がり、課題を自分事として真剣に取り組んでいる様子が見て取れました。