地域住民向けに赤十字防災セミナーを実施しました

 12月16日(月)、豊見城市役所主催で「豊見城市民のための防災講座」が開催され、プログラムとして赤十字防災セミナーを実施しました。
 豊見城市役所を会場に開催された当セミナーには、豊見城市民の方々約50名の方々が参加しました。

 セミナーでは、始めに豊見城市防災マネージャーの松田博之様が、豊見城市で想定される地震や津波被害について講義を行い、その後、赤十字防災セミナーとして、カードゲームを通して避難所生活をシミュレーションする『ひなんじょたいけん』を実施しました。
 『ひなんじょたいけん』は、「病気の家族がいる場合」「避難所のトイレが使えなくなった」など、さまざまな出来事、課題にどう対応していくか、意見交換しながら気づきを深めることで「避難者」を疑似体験できるカリキュラムです。

 「親子でも、感染症疑いの人は家族と離した方がよいのか?」「持病をかかえている高齢の方はどこに配置したらよいか?」「泣き止まない赤ちゃんへの対応をどうしたらよいのか?」次々に発生する問題に皆さん頭を悩ませていました。

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 また、参加者からは、「頻発する災害に対して、他人事じゃないと感じている。日頃から自分で気が付いた範囲から防災について取り組んでいきたい。」との感想があり、積極的に防災に取り組んでいく意気込みを感じました。

 日本赤十字社沖縄県支部としても、これから防災に取り組んでくれる方を1人でも増やせるよう、防災教育に尽力していきたいと思います。

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