JRC中学・高校春季トレーニング・センターを開催しました
3月28日から29日に、青少年赤十字(JRC)の宿泊研修「令和6年度中学・高校春季トレーニング・センター」が、県立玉城青少年の家にて、開催されました。県内の中学、高校から63名の生徒が参加しました。
当研修は、JRC高校協議会という高校生ボランティアのメンバーが、プログラムを企画、運営しています。
今回は「防災」をテーマにした研修で、7つのホームルーム(グループ)に分かれ、異なる学校の仲間と活動し、1泊2日の宿泊研修を行いました。
初日は、南スーダンに紛争犠牲者救援事業へ派遣された看護師の講話を聞き、紛争地域での貴重な体験談を聞くことができました。
この学びから「防災」に活かせることをホームルームで話し合い、発表を行いました。
また、JRC高校協議会のメンバーが作成したスライドで、動画視聴やクイズなどを行いながら、楽しく「防災」を学びました。
「救急法」では、身近な人の命を守るため、心肺蘇生法、傷の手当て(止血法)を、学習しました。
夜は、体育館内でキャンドルファイヤーを行いました。
初めて室内で行うキャンドルファイヤーだったため、運営をするJRC高校協議会は、うまく盛り上げることができるのか不安を抱えていましたが、マイムマイムを踊ったり、イントロクイズをしたり、色々なゲームを行い、大盛況でした。
就寝前は、ホームルームの代表者が集まり、良かったこと、翌日の課題などを話し合いました。
2日目は、災害支援活動あかりのおと 代表幹事 有村博勝さんを講師にお招きし、「災害時に役立つサバイバル術」を学習しました。
能登半島などの被災地支援に行くときの車「まいまい号」のなかに実際に入ってみたり、
防災のため持っておくと良いものや、災害時に役立つ火起こし等を学びました。
その後は、赤十字社が災害時に使用する炊飯袋「ハイゼックス」でご飯を炊き、かまどでカレーを作りました。
この日はアメリカ赤十字のユースも参加してくれて、国際交流しました。
「カレー大好き」と挨拶してくれたので、良かったです!
最後は、研修で学んだことを学校でどう生かしていくかを考え、発表しました。
トレーニング・センターは、春・夏の年2回、開催予定です。
興味がある方はぜひ次回ご応募お待ちしております!
☆一緒にJRC高校協議会の仲間になりませんか☆
メンバーを募集しています!
研修の企画、街頭募金の実施など、他校の生徒と一緒に活動する高校生ボランティアです。
気になる方は日本赤十字社沖縄県支部にご連絡ください。
日本赤十字社沖縄県支部 事業推進課
TEL 098−835−1180