地域赤十字奉仕団が中学校の防災学習をサポート!

 令和7年2月15日、守口市立八雲中学校が実施した「防災学習(炊き出し実習)」に守口市赤十字奉仕団が協力しました。
 土曜参観の一環として行われた今回の学習には、八雲中学校1年の生徒81名(3クラス)が参加し、奉仕団員8名と炊き出しに取り組みました。内容は、「炊飯袋を活用した調理(キャベツとコーンの塩昆布和え)」と「アルファ化米(山菜ごはん)の炊き出し」です。

 アルファ化米の炊き出しは、一度に50人分が作れ、手順も丁寧に記載されているので、生徒さんも真剣に読みながら進めていきます。付属の調味料とお湯を入れて、時計をチェック。何時に完成するかをマジックでしっかり記入します。炊き出しを体験した生徒さんからは「炊き出しは一度にたくさん作るので、味を均一に混ぜるのが難しい!」とのお声もありましたが、奉仕団の皆さんからの「底からしっかり混ぜてみて」、「袋を持つ人と混ぜる人、協力してやってみよう」というアドバイスを受けて、協力して完成させることができました。

 守口市赤十字奉仕団の団員さんは「災害が起きた時にも、中学生など若い世代の皆さんが大きな力になる。日頃から繋がりを大切にし、防災の大切さを伝えていきたい」とおっしゃっていました。

 日本赤十字社大阪府支部は、今後も地域赤十字奉仕団の皆様とともに防災をはじめ、地域に根ざした赤十字活動を展開していきます。

画像 炊飯袋を活用した調理の様子

画像 アルファ化米にお湯を入れます

画像 炊きあがったアルファ化米をよそいます