令和6年度リーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました!

佐賀県支部では毎年、夏休み期間中、学校や地域でリーダーとなって活動する子どもを育てることを目的に、県内の小・中・高校生を集めて「青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(以下「トレセン」)」を開催しています。

76回目となる今年度は、小中高それぞれの校種でトレセンを下記日程で開催し、県内25校から計74名の児童・生徒が参加しました。

【日程】
・小学校の部(4校・16名) 
7月30日(火)~7月31日(水)(北山少年自然の家)

・中学校の部(17校・41名) 
7月25日(木)(リモート)
8月1日(木)~2日(金)(北山少年自然の家)

・高校の部(4校・17名)  
7月26日(金)(佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館)
7月27日(土)(佐賀県支部)

小学校の部では、例年よりも参加者が少ない状況でしたが、その分、指導者が子どもたち一人一人に親身に寄り添った指導を行うことができ、子どもたちの成長を肌で感じることができました。

中学校の部では、小中高の中では最も多い41名の参加者となり、活気ある、充実した時間となりました。ワークショップでは、各学校の青少年赤十字活動等について様々な意見を出し合いながら互いに学び合いました。その後、先生方も交え、学校ごとで今年度の取り組みについて話し合いました。

高校の部では、初日は歴史館、2日目は佐賀県支部の日帰り2日間で開催しました。初日は歴史館の見学だけでなく、「リーダーシップとは」やV・S活動(ボランティア・サービス)について等、座学中心の活動を行い、2日目の支部では座学で学んだこと実践するためフィールドワーク等、体験的な活動を行いました。日帰りではあったものの、学んだことを活かすプログラムが組まれており、生徒たちも高い意識をもって各活動に取り組んでいました。また、フィールドワーク(FW)では、新たに防災の国(発災を想定し限られた物を使って傷病者を早く、安全に運ぶ方法を考える)や先見の国(イラストを見てこれから起こりうる被害について考える)を追加し、グループで助け合いながら課題に取り組みました。

全校種を通して、子どもたちは、青少年赤十字の態度目標である「気づき・考え・実行する」を意識しながら活動し、リーダーシップや集団活動による協調性について学びました。

トレセンで学んだことを、学校や地域等、様々な場所で発揮してくれることを願っています。

小学校の部

DSC_0095.JPG
先生と一緒に活動する様子

PXL_20240730_104620781.jpg
キャンドルの集いの様子

DSC_0993.JPG
集合写真

中学校の部

DSC_0198.JPG
オリエンテーションで盛り上がっている様子

DSC_0931.JPG
ワークショップで各学校の取り組みを
共有しました。

DSC_0962.JPG
共有後、各学校ごとで集まって話し合い、さらに学びを深めました。

高校の部

PXL_20240727_025153728.jpg
防災の国での活動の様子(FW)

PXL_20240727_015129261.PORTRAIT.jpg
先見の国での活動の様子(FW)

P7260239.JPG集合写真