東日本大震災から11年~救急法講習会を実施しました~
3月11日(金)、当支部を会場に今年度最後となる支部主催救急法基礎講習会を開催し、20名の方に受講いただきました。
東日本大震災から11年目となるこの日の講習では、14時46分(発災時間)にあわせて黙とうを行い、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りしました。
主任指導員を務めたボランティア指導員の坂爪次彦さんは「苦しんでいる人を救える知識と技術を伝えるとともに、いざという時に行動できる勇気を与えたい」と話し講習に挑みました。
受講した、アスレチックトレーナーの女性は「知識だけでなく、実技も多く体験できたことで何かあった時に動ける自信がついた。以前から知識として持っていた部分も体感することができたことはとても良かった」、教員の男性は「救命講習は定期的に実施しているが、最新のトピックなども交えた講習を受講でき、何度も受講する重要性を再認識した」と話しました。
災害はいつ起こるかわかりませんが、一人ひとりの意識が高まり、地域の防災力が向上すれば、失われる命を減らすことができます。
赤十字では、講習などを通じて防災・減災に関する知識・意識・技術の普及に力を入れています。
視野を広げ、具体的な行動につなげるきっかけとして、講習に参加してみませんか?皆様のご参加、お待ちしております。