埼玉県の青少年赤十字高校生メンバーが、世界の赤十字ユースボランティアとオンライン交流! ~気候変動について学ぶ~
埼玉県の青少年赤十字高校生メンバーが、世界の赤十字ユースボランティアとオンライン交流!~気候変動について学ぶ~
日本赤十字社本社主催「青少年赤十字創設100周年記念令和4年度国際交流事業」が、第1部(10月2日(土))と第2部(11月5日(土)・11月6日(日))合わせて3日間の日程で開催され、埼玉県青少年赤十字高校生メンバー15人、指導者2人計17人がオンラインで参加しました!
第1部
日本からの参加は26支部、海外からの参加は17の姉妹赤十字・赤新月社でした。
気候変動の影響に直面しているバヌアツ赤十字社の自然災害に対応するための植林や啓発活動について紹介した映像をみんなで視聴した後、グループ(ホームルーム)に分かれて国内外の高校生メンバーと「身の回りにある気候変動」についてディスカッションしました。埼玉県の青少年赤十字メンバーも積極的に発言するなど、自分たちにできることを考える機会となりました。
第2部
日本から29支部220名、海外からの参加は24の姉妹赤十字・赤新月社238名、計450名の青少年赤十字メンバーが参加。埼玉県のメンバーは、「支部主催交流プログラム」として、マレーシア赤新月社ユースボランティアとの文化交流会を企画しました。
アイスブレイクでジェスチャーゲームを行い、仲を深めた後、プレゼンテーションやディスカッションでは、お互いの国や日常生活について紹介し、更に将来の夢について話し合うなど、情報交換をすることができました。
今年度の国際交流事業では、地球規模での課題となっている「気候変動」がテーマでした。気候変動は日本の高校生にとって身近な課題としての認識はそれほど高くありませんでしたが、この3日間の中で、気候変動の影響を最も大きく受けるのは今回の参加者のような若い世代であること、そして、この課題解決のためには世界中の人々が協働する必要があることを参加者は学ぶなど、大変有意義な時間となりました。
また、最後には、今年、青少年赤十字創設100周年事業の1つである「つながるダンスプロジェクト」として、赤十字ネットワークの中で出会った仲間たちとダンスを通してつながるなど、赤十字の「世界性」をあらためて感じました。
高校生の感想
「気候変動について、日本だけではなく世界で同じテーマについて考えたことで、それぞれの国の価値観から新たな引き出しをつくることができました。」(高校JRCメンバー・2年)
「海外のユースメンバーとの交流の中で、標準語が英語ではない国の方も、英語で交流をしていました。今までは英語が苦手だったので、極力話さないようにしていましたが、このような機会が次にあったとき、通訳が無くても意味が理解出来たらもっと楽しいと思うので、英語に興味を持てました。」(高校JRCメンバー・2年)
「さまざまなグループワークをしていく中で、同じ埼玉の青少年赤十字メンバーと協力しあえたので良かったです。」(高校JRCメンバー・1年)
3日間の交流を通じて、高校生メンバーはリーダーシップやコミュニケーション力がさらに高まったと思います✨ 埼玉県支部では、これからも青少年赤十字メンバーが社会問題について「気づき・考え・実行する」を実践するための様々な支援をしてまいります。