高齢期を健やかに過ごすために~健康生活支援員養成講習会を開催しました!~
1月21日~23日、当支部主催の健康生活支援員養成講習会をおよそ3年ぶりに開催しました。
この講習は、誰もが迎える高齢期を健やかに過ごすために、高齢期の理解を深めること、自立に向けた介護が出来るよう知識と技術を身に付けることを目的としています。
私たちが普段当たり前のように行っている動作も、介助が必要な方にとってはとても複雑な動作となります。すべてを助けるのではなく、できないところを助ける「一部介助」の方法を、実際にベッドを使用して行ったり、パジャマを着させたりし、介助される側とする側2つの視点から学びました。
そのほかにも、車椅子で段差を越える体験やハンドケアなどのリラクゼーション、手洗いチェッカーを使用した感染予防、各項目が終了するごとに小テストを実施するなど、3日間を通して座学と実技を交えながらの講習展開となりました。
参加者が少数であったこともあり、終始和気あいあいとした雰囲気の中で行われました。受講生からは「改めて介助技術を学ぶことができる3日間だった」「介助の難しさを身をもって体験できた」という声が聞かれました。
高齢化が進む日本では、元気で自立した生活を送るために、健康寿命を延ばし、可能な限り住み慣れた地域や自宅で、その人らしい暮らしを続けることができるような地域づくりが必要とされています。将来の自分自身のため、大切な人を守るため、ぜひお気軽にご受講ください。
皆様のご受講をお待ちしております。