災害について知り、みんなで考えよう~小・中学生対象「1日防災学習プログラム」開催~
2月上旬、県内の小・中学生を対象とした「1日防災学習プログラム」を開催しました。
今回は、春日部市の「首都圏外郭放水路」と鴻巣市の埼玉県防災学習センター「そなーえ」を1日で周るプログラムを企画。34人の児童・生徒と10人の先生方が参加しました。
1日を通じて赤十字や青少年赤十字、献血について学習したほか、青少年赤十字の防災教材「まもるいのち ひろめるぼうさい」を使った防災学習を行い『災害時という予測のできない状況下で協力し合うことの大切さ』や『状況を冷静にとらえて判断していくことの大切さ』などを学びました。
参加した児童・生徒からは…
「災害の危険や恐怖を感じ、防災について深く考えることができた。仲間と協力し、命を守ることを大切にしながら、防災の輪を広げていきたい」 「災害への備え方が分かった。これを家族や友達に教え、みんなが助かるよう自分から行動したい。」「『気づき、考え、実行する』大切さが改めて分かったのでこれからも意識して行動していきたい。」 との声が寄せられました。
1日のプログラムでありましたが、学校や学年も異なる児童・生徒が一緒に防災について考えることによって、参加した子どもたち1人1人に「協調性」や「リーダーシップ」が芽生えたようです。
児童生徒それぞれが様々な体験の中から「気づき」を得て、自分の「考え」を、今後の生活の中で「実行する」ことができるよう、今後も先生方とともに応援していきます。