県内各地で開催!青少年赤十字のリーダーシップ研修!
子どもたちが夏休みとなる7月から8月にかけ、青少年赤十字の大きな行事である「リーダーシップ・トレーニング・センター」(以下、トレセン)が県内各地で開催されました。
トレセンでは、青少年赤十字のねらいである「やさしさや思いやり」を育て、その気持ちを波及させるためにグループをまとめるのに必要な知識や技術を学びます。
当支部では、支部主催のトレセンを小・中学生、高校生を対象にそれぞれ開催していますが、学校の先生(青少年赤十字指導者)が運営する「青少年赤十字指導者協議会」が主催して県内各地でもトレセンが実施されています。
今年度は、県内5地区にてトレセンが開催されました。
この記事では、各地区で行われたトレセンの様子をお伝えします。
比企地区【学校の中でフィールドワーク!】
小川町立小川小学校を会場に日帰りで実施しました。
学校内を探検しながらチームで課題をクリアしていくフィールドワークが行われたほか、日赤職員による防災コミュニケーションワークショップを通じて、コミュニケーションの大切さを学びました。
大里地区【みんなでたのしくレクリエーション♪】
県立小川げんきプラザを会場に、日帰りで実施しました。
グループごとに会場周辺に隠された星座のスタンプを探しながら山道を散策するなど、様々なフィールドワークを実施。
その日初めて出会ったメンバー同士でしたが、コミュニケーションが生まれ、仲が深まったそうです。
埼葛地区【大自然に囲まれてリーダーシップを学ぶ】
茨城県立さしま少年自然の家を会場に、2泊3日の宿泊型で実施しました。
大自然を感じることができる環境で、野外炊飯やフィールドワークを実施したほか、ボランタリーサービスやリーダーシップの講義でトレセンのエッセンスを学びました。
3日間の研修中、気づき、考え、実行することを実践した参加者。リーダーシップを身につけることができたようです。
入間地区【学校の中でトレセンを開催!】
川越市立川越小学校を会場に、日帰りで実施しました。
現職の先生方だけでなく、退職された元指導者(主に学校長)の協力も得て実施したトレセンでは、防災コミュニケーションワークショップやフィールドワークなどのプログラムを校舎内で展開。
最後は参加者がひとりひとり発表を行い、学んだことや成長したことを振り返りました。
北埼玉地区【オンラインでたくさんの人とつながる】
オンラインで実施し、各学校から接続した参加者が集まりました。
前半部は、「リーダーについて」「ボランタリーサービスについて」等の講義が行われ、後半部ではペットボトルやタオルといった身近なものを使用して一次救命処置の方法を学びました。
各地区指導者協議会の協力により、5地区のトレセンを無事に終了することができました。
当支部では、各地区の青少年赤十字活動をこれからも支援していきます。