採用情報

私は組織振興課に所属し、地域赤十字奉仕団と青年赤十字奉仕団に関する業務を担当しています。地域赤十字奉仕団は県内に50の奉仕団があり約14,000人の団員がそれぞれの地域で活動されているのですが、団員がより良い奉仕活動を行えるよう会議や研修会を開催するほか、献血呼びかけ活動や清掃運動の依頼を出したり、団員が取り扱う資金や物資の管理などを行っています。また、地域の方に「奉仕団に入りたい」と思っていただけるよう広報物の作成やホームページを活用した情報発信にも注力しています。
青年赤十字奉仕団は学生や社会人で構成された奉仕団で、募金活動や献血啓発活動など赤十字活動の一端を担っていただいています。活動実施にかかる準備を行うだけでなく、私自身も団員とともに活動に参加し、「伴走者」として団員のフォローに努めています。

「奉仕団」という伝統ある組織、そして、地域で熱心に奉仕活動に取り組まれている団員の育成に携わらせていただけることを誇りに思いながら日々業務に取り組んでいます。近年は組織離れによる団員の減少や、コロナ禍により従来通りの活動が困難であるといった課題がありますが、支部としてどのようなアプローチができるだろうかと考えを巡らせ、アイデアを形にしていく過程が楽しいです。その結果団員さんの意欲をさらに引き出し、奉仕活動が活発になることで、よりよい地域づくりにつながっていけたらいいなと思っています。また、団員さんとのコミュニケーションを重ねるうちに心の距離が近くなり「Mさんだから話すわ」と言って活動の悩みを相談してくださったり、頼りにしていただいていると実感できる時に担当者としてやりがいを感じます。

大学で社会福祉学を専攻し、大学での学びや実習での経験から「誰もが安心して暮らせる社会をつくる一翼を担いたい」という思いを抱いていました。そして、就職活動をする中で日本赤十字社を知り、「人道」の精神に基づき人のいのちや健康を守るための幅広い事業を展開している点に魅力を感じました。そして、地域に根ざした活動をされている赤十字ボランティアのサポートや、未来を担う子どもたちに平和や福祉のこころを育む事業に携わることで自身の夢を実現できるのではないかと思い、入社を決めました。

　私は組織振興課に所属し、主に「活動資金の募集」、「赤十字会員の管理」、「表彰」の業務を担当しています。

「活動資金の募集」では、「個人・法人」の皆さまからのご寄付を取り扱っており、主にダイレクトメールなどでご支援のお願いをしています。
また、ご寄付に対しての領収書の発行や、お礼状の作成なども行っています。

「赤十字会員の管理」では、日本赤十字社の目的に賛同し、赤十字の事業を支えてくださる方々のデータを整理し、広報誌など赤十字活動の報告等を行います。

「表彰」の業務では、赤十字活動資金のご支援をいただいた寄付者に対し、寄付額に応じた表彰の手続きなどをしています。

ささやかではありますが、寄付者に対し、感謝の気持ちをお伝えできる数少ない機会ですので、心を込めて業務に努めています。

ご寄付を検討いただいている方に、赤十字の事業内容をご説明し、赤十字に共感を示してくださる時にやりがいを感じます。また、表彰業務の中には、内閣総理大臣から授与される紺綬褒章もあり、手続きの段階で私も関わっていると思うと、責任とともに大きなやりがいを感じます。

滋賀県支部では、現在13名の職員が３課に分かれて業務を進めています。
少人数の職場だからこそ一人一人が日頃のコミュニケーションを大切にして業務に取り組んでいます。また、何かわからないことがあれば丁寧に優しく教えて下さる上司、先輩方ばかりで、その優しさに何度も助けていただきました。多忙な時期に入っても課を超えて協力しあえる風通しの良い職場ですし、赤十字人として成長できる環境が滋賀県支部では整っています。