おうちのキケンを見つけよう! ~浜松防災学習センターイベントで防災プログラムを実施~
12月9日に浜松防災学習センター主催のイベント『冬フェスタ2023~大人も子どももみんなで極める「家庭内防災」~』に参加しました。
このイベントは家族で過ごす時間が増える冬休みの時期に向けて、市民への防災啓発につなげるため、防災に楽しく触れることで普段住み慣れた場所で災害にあったとき、安全に過ごせるような備えや心構えを学ぶことを目的に開催されました。
当日は、当支部以外にも3団体が参加し、それぞれ防災に関わる体験講座を実施し、29組、約90名の親子がグループごと順番に各講座を受講しました。
支部は、本年7月に日本赤十字社防災教育事業に追加された新規プログラムである「おうちのキケン」と、いざというときの「きずの手当」の体験講座を行いました。
「おうちのキケン」は、スライドや映像資料を使って、大地震による家の中のキケンを学習したうえで、ワークシートを使って家庭内の家具の安全対策について考えるプログラムです。実際に緊急地震速報の音声を鳴らし「この音が鳴ったらどのような行動をする?」という問いには、参加者全員がテーブルの下に身を隠し、命を守る行動を実践しました。
また、実際に自宅の家具の配置図を描き、危険箇所を考えるワークでは、家族で真剣に話し合いながら、家庭内の防災について考えていました。
「きずの手当」では、けがをしたときに行う処置として直接圧迫止血と、身近にあるハンカチを使った傷の手当の方法を体験してもらいました。子どもたちが率先して手当の練習をする姿が印象的でした。
大地震などの災害はいつ起こるかわかりませんが、日頃から備えておくことで、防げる被害があります。
ぜひ、皆さんも、赤十字の防災教育プログラムで防災について考えてみませんか?
当日参加者にご覧いただいた動画「おうちの中のモンスター」(日本赤十字社作成)もぜひご覧ください。
▶【日本赤十字社】おうちの中のモンスター - YouTube