未来のために、今できる防災 ~高校生が炊き出し体験~

9月8日(日)、青少年赤十字高校生メンバー研修会の第3回を開催しました。今回の研修会では、包装食袋を使用した炊き出し体験と、地震時の転倒に備えて家具を固定する必要性を学ぶ「家具安全対策ゲーム」を実施しました。

炊き出し体験では、静岡市葵・駿河区赤十字奉仕団と青年赤十字奉仕団の協力を得て、ツナ缶を使ったカレーライスを作りました。参加者たちは災害時でも温かくおいしい食事が提供できることを実感しました。参加した高校生からは「普段食べているカレーとは違うけれど、災害時でも工夫次第でおいしい食事が作れると知った」との感想が寄せられました。

さらに「家具安全対策ゲーム」では、居室の平面図に家具の配置を描くことで、危険な場所に気づき、命を守るために必要な対策を考える機会となりました。参加者の中には「友だちと危険な場所を話し合うことで、自分が気づかなかった点に気づけた」といった声もあり、学びが広がった様子でした。

今回の研修会での体験や学びを通じて、高校生自身が災害時に地域社会で積極的に活動できる人材に成長していくことを期待しています。

  • 包装食袋を使った炊き出しを体験!

  • ツナカレーはどんな味かな…?

  • 部屋の平面図を描いて危険な場所を見つけよう!

  • 友だちと危険な場所を話し合おう!