炊き出し名人
炊き出しを、もっと地域の中に。
災害などの際に、あたたかい食事を大勢の被災者に配ることができる炊き出し。
日本赤十字社静岡県支部では、地震などの被災に備え、救護活動の支援準備を整えるとともに、
避難所が開設されてからの炊き出しのサポート体制にも力を入れています。
包装食袋を使ったレシピ集「炊き出し名人」
包装食袋を使ったレシピ集「炊き出し名人」を作りました。
日本赤十字社静岡県支部が、長年取り組んできた「炊き出し」について、
レシピと共に冊子にまとめました。
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「炊き出し名人」vol.2
県内の赤十字病院の管理栄養士が、豊富な経験からカンタンにできて、栄養のバランスが良いメニューを考案!おいしくて、ヘルシーな炊き出しメニューのレシピが揃っています。
防災教育を行っています!
各地域赤十字奉仕団は、防災教育を通じて青少年赤十字加盟校と交流を行っています。
交流を通して伝えているのは、「守ってもらう」ではない、自主的な「守る」姿勢です。
内容は、奉仕団員の指導による包装食袋を使った炊飯やカレーづくり、三角巾を使った応急手当など。生徒の真剣な表情からも、実施の効果を知ることができます。
静岡県内の学校では、「いのちの大切さ」を学ぶ防災教育がはじまっています。
静岡県支部は、県内すべての学校に防災教育の教材を配布し、伝わる授業をサポート。
目指すのは、未来を担う子どもたちに自然災害の正しい知識を身につけさせ、自分のいのちを守る力をつけることです。
そして、地域、家庭での防災意識を高め、周りのいのちを救うことにつなげていきます。
赤十字炊き出しリーダーが活躍しています!
地域で炊き出し活動を実施する奉仕団員は、静岡県支部が行う炊き出しリーダー養成講習に参加し、炊き出しの技術、実践を学んでいます。
炊き出し器材の設置の仕方、包装食袋を使った調理法だけではなく、災害が被災者に及ぼす影響と接し方、リラクゼーションの手法を身につけることも。
炊き出しを通じ、被災者に寄り添う活動ができるよう災害に備えています。