令和元年台風第19号にかかる静岡県支部の対応について
静岡県内での活動
10月12日に伊豆半島に上陸した、令和元年台風第19号により被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
日本赤十字社静岡県支部では、翌13日に静岡県の災害対策本部に、連絡調整員を派遣、静岡・浜松両赤十字病院のDMAT(災害派遣医療チーム)隊員もそれぞれ情報収集にあたりました。
また、各市区町と連絡を取り、県内の被災状況の確認に努めた結果、浸水・土砂災害による住家被害が多数生じていたことから、各市区町を通じて、災害救援品(※1)1,618個をお届けしました(10月31日現在)。
なお、この台風により被災された皆さまを支援するため、義援金の受付を行いました。
※1 当支部では、毛布・緊急セット・タオルセット等の「災害救援品」を備蓄しています。
県外被災地での活動
日本赤十字社静岡県支部は、甚大な被害のあった長野県に、同県支部からの要請を受けて、以下のとおり支援要員など9名を派遣しました。
■長野県支部災害対策本部支援要員
・派遣期間:令和元年10月23日(水)~10月26日(土)
・派遣期間:日本赤十字社静岡県支部 主事(事務)2名
■日赤災害医療コーディネートチーム(※2)
・派遣期間:令和元年10月23日(水)~10月25日(金)
・派遣者数:静岡赤十字病院 医師1名、看護師1名、主事(事務)1名 合計3名
■こころのケア班(※3)
・派遣期間:令和元年10月26日(土)~10月29日(火)
・派遣者数:浜松赤十字病院 看護師3名、主事(事務)1名 合計4名
災害救護活動において、全国規模の対応ができるのは、静岡県をはじめとする全ての都道府県に赤十字の支部があり、その活動を支えてくださっている皆さまからの温かいご支援のおかげです。
日本赤十字社は、今後も全社一丸となって、一人でも多くの方を救うための活動を続けていきます。
※日赤全社の最新の活動状況は、こちら(外部リンク)
※2 日赤災害医療コーディネートチーム(CoT)
災害時の関係機関との連携及び救護班の活動調整などを実施することを目的に、平成25年4月から日赤本社・各支部に設置。
被災地の保健医療ニーズを把握し、救護班の活動などに関して、医療の専門的観点から災害対策本部などでの調整を担います。
※3 日本赤十字社の「こころのケア」活動
本活動は、特別に研修を受けたこころのケア要員が、避難所や地域を巡回しながら、被災者の方一人ひとりと接する中で、健康状態や身近な悩みなどをお聴きしてストレスの軽減などにつなげていくものです。