徳島県支部について
日本赤十字社は、国内の赤十字活動の拠点として、47都道府県に支部を設置しており、徳島県支部は明治20年10月28日に全国で初めて設立された6支部の1つとして誕生しました。
設立以来、徳島県内を中心に災害救護をはじめ救急法などの講習普及や医療・血液・社会福祉事業など「いのちと健康、尊厳を守る」赤十字活動を展開しています。
また、県内には赤十字病院、血液センター、社会福祉施設があり、同じく「人道」を理念に医療事業、血液事業、社会福祉事業を行っています。
そして、徳島県支部は多くの県民の皆さまに支えられ、平成29年には創立130周年を迎えました。
赤十字ボランティアをはじめとする多くの方々によって徳島県支部の活動は支えられています。
予算・決算
下記の事業計画・事業報告をご覧ください。
事業計画・事業報告
沿革
- 明治20年
- 日本赤十字社徳島県委員部を設置
四国の他の3県にさきがけ日本赤十字社徳島県委員部として創立、初代委員長に酒井明氏が就任。
- 明治27年
- 日本赤十字社徳島支部と改称
愛知・岐阜地方で明治に入って最大の地震が発生。被災地に医師・看護婦を派遣し、徳島県委員部として最初の災害救護活動となる。
- 明治27年
- 日清戦争において最初の戦時救護
日本赤十字社として初めて本格的な戦時救護となる。徳島県委員部からも看護人と看護婦を派遣。清国の傷病兵の救護も行った。その後、太平洋戦争終結まで戦時救護に努める。
- 明治28年
- 徳島県篤志看護婦人会発足
現在の赤十字奉仕団の前身として発足。同年、看護婦養成も開始。
- 昭和23年
- 赤十字奉仕団を結成
県下各市町村に結成する。
- 昭和24年2月
- 青少年赤十字徳島県指導者協議会発足
- 昭和24年9月
- 支部診療所(現徳島赤十字病院)が開院
小松島町立診療所の移管を受けて運営(現在の徳島赤十字病院)。
- 昭和27年10月
- 日本赤十字社徳島県支部と改称
新定款の制定により改称。
- 昭和28年8月
- 徳島県立徳島乳児院が開院
運営を受託(現在の徳島赤十字乳児院)。
- 昭和29年9月
- 血液銀行を開設
小松島赤十字病院内に設置。
- 昭和34年6月
- 徳島県立ひのみね学園が開園
運営を受託(現徳島赤十字ひのみね総合療育センター)。
- 昭和44年4月
- 徳島県赤十字有功会が発足
- 昭和58年11月
- 支部社屋並びに血液センターを建設
徳島市庄町3丁目の県有地を借り受け、新社屋及び車庫を建設。
- 昭和62年11月
- 支部創立100周年記念赤十字大会開催
名誉副総裁三笠宮妃殿下をお迎えする。
- 平成9年4月
- 徳島県赤十字有功会が再発足
- 平成16年9月
- 赤十字防災センターを設置
株式会社阿波銀行から土地を借り受け、吉野川市鴨島町に設置。
- 平成18年4月
- 徳島県立乳児院、ひのみね学園・療育園・療護園の移管を受ける
県から移管を受け、徳島赤十字乳児院及び徳島赤十字ひのみね総合療育センターと改称。
- 平成18年5月
- 徳島赤十字病院が新築移転し、新病院開設
- 平成19年12月
- 支部創立120周年記念赤十字大会開催
名誉副総裁高円宮妃殿下を迎える。
- 平成23年9月
- 赤十字ゆかりの地モニュメントを設置
鳴門市にある板東俘虜収容所跡地(ドイツ村公園)を「赤十字ゆかりの地」と指定。
- 平成27年4月
- ひのみね学園・療育園を統合し徳島赤十字ひのみね総合療育センターに、療護園を徳島赤十字障がい者支援施設ひのみねに改称
- 平成29年4月~6月
- 支部創立130周年記念展「今に生きる『人道博愛の心』ー美術に見る日本赤十字社の歩みー」開催
徳島県立近代美術館で開催。展示作品数112点、8,129名が来場。
- 平成29年12月
- 支部創立130周年記念赤十字大会開催
名誉副総裁寬仁親王妃信子殿下をお迎えする。
- 平成30年3月
- 赤十字防災センターを廃止
- 平成30年4月
- とくしま赤十字災害救護サポートセンターを開所