新型コロナウィルスの3つの顔を知ろう!
徳島市津田中学校が日本赤十字社の教材を活用して人権学習を実施
去る5月25日、青少年赤十字加盟校の徳島市津田中学校で日本赤十字社が作成した教材「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」を活用した人権学習が行われました。
緊急事態宣言に伴う臨時休校期間中、先生方が新型コロナウィルスについて生徒とどのように向き合っていくかを考える中で、青少年赤十字の本教材に着目し、今回の授業実施に至りました。
人権学習は学校再開の初日、感染防止対策として全校生徒を2班に分け、ソーシャルディスタンスが保たれた体育館で行われました。休校期間中の生活や徳島県で起きた事例を交えながら、新型コロナウィルスが私たちに与える不安や影響、またそれによって引き起こされる様々な人権問題について担当の先生がスライドを使って説明。参加した生徒はこれらの不安や人権問題にどのように向き合い、今後行動していくのか真剣に考えていました。
最後に当支部職員が、「赤十字は苦しんでいる人を救いたいという思いやりの心で、様々な人道活動を行っています。コロナウイルスを正しく恐れることも大切ですし、このような時だからこそ、一人一人が思いやりの気持ちを常に持ちながら、気づき・考え・実行してほしい。」と語りました。
学習終業後、生徒は各教室に戻り、感染から自分を守るために身近にあるクリアファイルやゴムひもなどを活用したフェイスシールド作りに取り組んでいました。
今回ご活用いただいた教材はこちらから閲覧、ダウンロードできます。ぜひ、ご確認ください。
生徒の皆さんに話をする当支部職員