JRC創設100周年を共に学ぶ ―令和4年度徳島県高等学校青少年赤十字協議会学習会―
6月18日、徳島県内の青少年赤十字高校生メンバーを対象に令和4年度徳島県高等学校青少年赤十字協議会学習会を開催し、10校からJRCメンバーや指導者など110名が参加しました。
この学習会は、本年5月に創設100周年を迎えた青少年赤十字についての学習を進めるとともに、他校のJRCメンバーとの交流を行い、学内外での更なるJRC活動の充実と活性化を図ることを目的として開催し、本年度も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、Zoomを利用したオンライン形式での学習会としました。
今回の学習会では、高校生メンバーは赤十字の歴史をはじめ、人道危機が深刻化しているウクライナの状況や現地での赤十字活動、国際人道法について学んだほか、青少年赤十字とその100年の歴史について学校毎のグループワークを交えながら学習を進めました。
青少年赤十字100周年を機に各学校でできることについて、メンバーからは、「学校の最寄り駅の清掃に力を入れたい」、「ウクライナの募金運動を実施して困っている人を支援したい」、「南海トラフ巨大地震に備え、防災グッズを考案したい」などの意見が出され、生徒が自分たちにできる奉仕活動を自ら考え、実行する計画を立てるなど青少年赤十字活動について理解を深め、多くの学びを得る学習会となりました。
これから無限の可能性が広がるJRCメンバーには、青少年赤十字200周年に向けての一歩目として、世界の情勢に目を向けた「国際理解・親善」の観点から平和の礎を築いていくことを期待しています。