「誰一人取り残さない」多様性を尊重した共生社会を目指して~青少年赤十字高校生メンバーが、全国の仲間と共に考え、学ぶ~
全国の青少年赤十字高校生メンバーを対象にした「青少年赤十字スタディー・プログラム」が開催され、本県から青少年赤十字加盟校の富岡西高等学校と名西高等学校のメンバー2名及び指導者が参加しました。
このプログラムは、青少年赤十字活動の中心となるリーダーを養成することを目的に毎年開催しており、今年度は活動の考えや情報を共有し、相互の連帯意識を持つとともに、他者と協働する能力を養うために「オンライン」と「集合形式」のハイブリッド型で実施しました。
3月21日の第1部は「オンライン」形式で、全国から72名のメンバーが参加。障がいや虐待や暴力、いじめ(差別や偏見)、紛争、災害、気候変動等、私たちを取り巻く社会には様々な問題がある現状を踏まえ、「誰ひとり取り残さない多様性を尊重した共生社会」をテーマに、他県メンバーとともにホームルーム形式で学習を進めました。
3月25日には、第1部の参加者が日本赤十字社本社(東京都)に参集し、第2部を開催。各県で考えた社会の問題やその原因などについて、他県メンバーと活発に情報共有や意見交換等を行い、それらを踏まえ今後の具体的な活動などを発表しあうメンバーの姿が見られました。
プログラム終了後、本県から参加したメンバーは、「全国のメンバーから活動を聞き、自分の学校でも活動の幅を広げたいと思うようになった。」「高校生でもできることはもっとあるということに気づいた。」などと、今後の青少年赤十字活動への思いを語っていました。