「当支部オリジナル段ボールベッド」を市町村に追加配備しました!

 日本赤十字社徳島県支部では、南海トラフ巨大地震等に備え、災害時、特に支援が必要な「要配慮者」や「乳児」に特化したオリジナル段ボールベッドの市町村(地区・分区)への配備を進めています。

 このベッドは、要所・細部に工夫を凝らした当支部独自開発の段ボールベッドで、大人用の「要配慮者用」にはベッドからの立ち上がりをサポートする持ち手や背もたれ、携帯電話等が置ける小物置きなどが付いています。一方、乳児用ベッドには、転落を防止する囲いや保護者の見守り窓、おむつなどを収納できる小扉などが付いています。

 令和34年度に全地区・分区に配備し、令和5年度には南海トラフ巨大地震で津波が想定される沿岸部や孤立が想定される山間部の市町村を中心に追加配備を行いました。

 今年度は、特に中央構造線・活断層地震において、甚大な被害が想定されている吉野川流域沿いの市町を中心に配備を進め、10地区・分区に合わせて「要配慮者用」50セット、「乳児用」50セットを追加配備しました。

 これで、当支部の段ボールベッドの県内配備は、地区・分区、当支部の備蓄倉庫分を含め、要配慮者、乳児用ともに合わせて約300セットずつとなりました。

画像 市町村の備蓄倉庫に段ボールベッドを搬入する日赤徳島県支部職員

画像 段ボールベッドの搬入に立ち会った地元の赤十字奉仕団や地区・分区担当者