山口県赤十字大会2015を開催しました!
12月13日(日)、山口県周南総合庁舎さくらホールにおいて、「山口県赤十字大会2015」を開催しました。
・県内で初めての開催となるこの大会には、表彰対象者107名をはじめ、赤十字関係者約350名が出席
初めに村岡嗣政支部長が、支部設立以来127年の歴史を振り返ると共に、災害救護をはじめとする各分野での赤十字の活動を紹介。この大会を契機に、赤十字の理想実現のために社員県民の皆様と共に、赤十字の新たな歴史を切り開いていきたいと挨拶しました。
活動資金面やボランティアなどの業務面で赤十字を支えていただいてきた「社資功労者」、「業務功労者」に対し、村岡支部長から各章の贈呈を行った後、畑原基成山口県議会議長 外ご来賓から祝辞等いただきました。
活動報告は、赤十字奉仕団と青少年赤十字メンバーを代表して、宇部市赤十字奉仕団 中野リヱ子委員長と、山口県立華陵高等学校JRC委員会委員長 馬場良美さんから、それぞれ取り組みを紹介。
・大雨災害の教訓をもとに、防災意識の高揚など幅広い分野での活動に取り組まれる宇部市赤十字奉仕団
・全校生徒が青少年赤十字メンバーになり、途上国の子どもの里親として月に1度募金活動をし、定期的に送り届けている華陵高等学校
青少年赤十字賛助奉仕団 室謙司委員長と日赤紺綬有功会 平岡英雄会長からは、赤十字のシンボルツリー「いとすぎ」の育成を通じて、子どもたちに赤十字の心を育んでもらいたいという願いを込めて、県内の青少年赤十字活動を指導する青少年赤十字高等学校指導者協議会長の檜垣英夫 県立華陵高等学校長と、同幼・保・小・中学校指導者協議会長の宇田川明惠 山口市立湯田小学校長に対し、それぞれいとすぎの苗木を手渡され、いとすぎへの想いを託されました。
・室委員長が種から育苗されたいとすぎ(写真のプランターは樹齢4年)
・室委員長・平岡会長をはじめ、奉仕団員や紺綬会会員も、子どもたちが赤十字の精神とともに健やかに成長することを願っている
午前の部の最後には、参加したボランティアを代表し、山口市小郡赤十字奉仕団 井上美代子委員長と、県青年(学生)赤十字奉仕団 深山慶一委員長が、声高らかに山口県赤十字大会2015大会宣言をし、一同が今後の赤十字活動に向けて気持ちを新たにしました。
・井上委員長、深山委員長、二人が声を揃えて強い決意を述べた
午後からは、東日本大震災復興支援コンサートを毎年実施している、山口市の法界寺住職で、山口大学・山口県立大学の非常勤講師でもある辻田昌次さんとバックバンド鹿野苑(ろくやおん)による記念コンサート「弾き語り法話“いのち”を唄う」が開催されました。
時に優しく、時に力強く奏でられる音楽が会場を包み込みました。
また、曲の合間の法話も、身近な例をたくさん交え、大変わかりやすく、いのちについて考えるきっかけとなりました。
辻田さん、鹿野苑の皆さん、本当にありがとうございました。
この大会を契機に、皆が赤十字への気持ちを新たにして、「人間のいのちと健康、尊厳を守る」赤十字の活動を推進して参ります。
赤十字の活動を支えるのは、皆様方一人ひとりです。
引き続き、資金面・事業面でのお力添えを、どうぞよろしくお願いいたします。