山口県生活改善実行グループ連絡協議会とタイアップ!地域の防災・減災活動進行中!
日本赤十字社山口県支部では、今年度は山口県生活改善実行グループ連絡協議会と連携し、
「防災・減災を中心に地域のくらしの安心・安全を確保する活動推進事業」を進めています。
この取り組みは、山口県生活改善実行グループ連絡協議会の有する地域活動推進のノウハウを活用し、
地域の実情に応じて、災害から身を守るための学習会や住民の交流会等を開催し、
防災・減災意識と災害等から守るための知識・技術の普及浸透を図ろうとするものです。
今年度実施の防府市、周南市鹿野渋川の2地区において、第2回目の学習会を開催しました。
(第1回目学習会の様子はこちら!https://www.yamaguchi.jrc.or.jp/kousyu/5210)
①周南市鹿野渋川生活改善実行グループ連絡協議会
1月18日、渋川ふれあいの家にて、地域の緊急避難場所・避難所、
感染症の予防等避難した際に気をつけることを確認し、
食料やタオル等避難時に「水は必要」などとグループで話し合いながら、非常用持ち出し袋を作成しました。
また、熱に強いポリエチレン袋(ハイゼックス)を使用した米の炊き出しや、
毛布で作るガウンなど避難所で役立つ技術の研修も行いました。
参加者からは、「非常持ち出し袋は、ゆっくりと考えられるときに必要な物を集めておくべきだと感じた。」等の
感想が寄せられました。
②防府市生活改善実行グループ連絡協議会
2月2日、防府市牟礼公民館にて、高潮、洪水等の地域で過去に起きた災害や
防災情報の入手方法等災害から自らを守る方法を確認しました。
その後、食料やタオルなど実際の物を使用してグループで話し合いながら、
非常用持ち出し袋の作成、心肺蘇生やAEDの使い方等の研修を行いました。
今年度の学習会のまとめとして、第1回目の学習会にて作成したマップを共有し、
安心して暮らせる地域をつくるために日頃どんな活動が必要になるのか、
それを実現するための具体的な方策等、地域ごとに話し合い、発表しました。
参加者からは、「地域の現状をよく理解し、災害時には落ち着いて行動することが大切」等の
感想が寄せられました。