東日本大震災5年復興支援イベント「私たちは、忘れない。」を開催しました!
平成28年3月21日(月・祝)、山口市のニューメディアプラザ山口にて
東日本大震災の風化を防ぐとともに、助け合いの意識や防災意識を高めるために
東日本大震災5年復興支援イベント「私たちは、忘れない。」を開催しました。
イベントの冒頭では、「災害時における救援物資の配布等に係る支援協力に関する協定締結式」を執り行いました。
この協定は避難されている方々の非日常の避難所生活を少しでも過ごしやすいものとするため、
赤十字サポーターである株式会社丸久様、 生活協同組合コープやまぐち様と連携し、
日赤が配布する救援物資に加えて、ニーズに合わせた生活用品等を配布するというものです。
また、会場内では地震発生時から避難所生活までを時間経過ごとに
擬似体験できるような防災スタンプラリーを次のとおり実施しました。
①起震車に乗って、震度7の揺れを体験してみよう!
山口市消防本部の協力のもと、まず初めに最大震度7の揺れを体験。
揺れを感じたらとるべき行動を消防職員の方から指導していただきました。
②震災当時、3年後、5年後の被災地を知ろう!
被災当時の状況、3年後の状況、5年後経った現状などをパネルで展示。
また、併せて県内の復興支援団体の活動紹介も行いました。
③避難するとき、注意することって
「避難する時の判断は」「緊急避難場所と避難所の違いは」などの5つの項目をクイズ形式で出題。
④傷病者の応急手当、搬送を体験しよう!
自分たちできずの手当てや搬送ができるよう、三角巾や担架の使用方法について講習を行いました。
⑤避難所での非常食の炊き出しってどんなもの
山口県赤十字防災奉仕団の協力による熱に強いポリエチレン袋(ハイゼックス)を使用した非常食炊き出しを体験。
また、実際に試食された方からは「とってもおいしい」等の感想が得られ、大変好評でした。
⑥避難所等へ届く救援物資ってどんなもの
日赤の配布する圧縮毛布、バスタオル、緊急セット、安眠セット等を展示。
⑦非常用持ち出し袋を作ってみよう!
山口大学学生赤十字奉仕団のリードにより実際に物を使って非常用持ち出し袋を作成しました。
それぞれに必要と思うものを袋に詰め、持ち出し袋の重さなどを体感しました。
イベント終了後には、来場者からの被災地への想いやメッセージをつけたバルーンをみんなでリリース!
バルーンは春風に乗って運ばれていきました。
同じ会場で日本赤十字社山口県支部の協賛により開催された
復興支援チャリティライブについてはこちら⇒
当日は、多くの方々にご来場いただき、来場された方からは「震災を決して忘れない」
「日頃から災害に備えてきちんと準備しておこうと思う」などの感想が得られました。
日本赤十字社山口県支部では、引き続き東日本大震災の復興支援を続けるとともに、
県内各地で防災・減災活動を推進していきます。今後ともご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。