2016年山口県総合防災訓練に参加しました!

平成28年5月29日(日)、萩市陶芸の村公園をメイン会場に、2016年山口県総合防災訓練が開催されました。大雨による土砂災害や山口県沖日本海を震源域とするM7.5の巨大地震が発生し津波が到達した場合を想定したこの訓練は、各種の災害対応や、平時の防災意識の高揚などを目的とし、日本赤十字社山口県支部からは、医療救護班(医師、看護師、主事の計6名)、萩市および阿武町の赤十字防災奉仕団、山口県赤十字アマチュア無線奉仕団、山口県赤十字防災奉仕団ならびに支部職員がメイン会場での訓練に参加しました。

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赤十字の医療救護班は、2つのDMAT(災害派遣医療チーム)と協働する訓練を行いました。災害時には、限られた時間・人員・資材等で迅速な治療を行うことが必要なため、トリアージ(重症度・緊急度に応じて治療の優先順位を決定すること)が行われます。今回、赤十字の医療救護班は、多重衝突事故や倒壊家屋から救出された負傷者のトリアージを担当しました。

萩市および阿武町赤十字奉仕団は、早朝から非常食(カレー)の炊き出しを行いました。

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アマチュア無線奉仕団は、展示・体験コーナーで資機材の展示を行うと共に、非常無線通信訓練により、訓練会場から他県の無線奉仕団や中継地点を介た他の訓練会場との通信状況を確認しました。

同じく日赤山口県支部の展示・体験コーナーでは、今回の熊本地震におけるの山口県支部の活動に関するパネルや災害時に被災された皆様に日赤山口県支部がお届けする救援物資(毛布、安眠セット、緊急セット、バスタオル)の展示や、防災奉仕団による心肺蘇生とAEDの使い方を練習するトレーニングキットの紹介を行いました。

今回の熊本地震のように、災害は予期もしないときに予期もしない場所で起こることがあります。当支部では、そんなときに迅速に的確に活動できるように普段から各種訓練や研修を行い、救護班ならびに赤十字ボランティアのレベルアップを図っています。