山口県日赤紺綬有功会総会・講演会を開催しました

赤十字の人道・博愛の精神と世界に広がる人道的活動に共鳴し、高額寄付などの社資功労や複数回献血などの業務功労により、「日本赤十字社有功章」を受章された方々の有志によって設立された「山口県日赤紺綬有功会」の総会が、7月24日に開催されました。

今年度の事業計画として、第4回赤十字救急法競技大会の共催、昨年度から始まった「イトスギ植樹運動」の

継続、国際救援への協力、そして新規の取組みとしてフォトコンテストの開催等が決まりました。

また、午後からの講演会「これからをどう生きる~朝顔やつるべとられてもらひ水~」では、萩市の元教育長で、現在は同市金谷天満宮の宮司でいらっしゃる陽信孝氏を講師にお迎えしました。

これからの時代に、日赤の使命である「人間のいのちと健康、尊厳を守る」ことがいかに重要であるか、様々な困難をどう乗り越えていくかなどについて、若年性アルツハイマーになられた奥様を介護されたご経験をもとに、私たちの「これからをどう生きるか」に多くのご示唆をいただきました。

陽氏は、「人間は強くない。自分も長い介護生活から逃げ出したかった。でも、支えてくれた家族の優しさ、手を差し伸べてくれた人たちの優しさに何度も助けられた。優しさが薬だった。」と、人の優しさ、温かさが大切であると、強調されました。

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