もしも日本からA・B・Oの文字が消えたら...
日本赤十字社は、イギリス、アメリカをはじめとする約20カ国の血液事業団体(※1)と共同で、標題の献血啓発キャンペーンを2016年8月15日(月)から21日(日)にかけて実施します。このキャンペーンは、企業様等にご協力頂き、看板やロゴ等からA、B、Oの文字を抜くことで、A型、B型、O型、AB型の献血の必要性を訴えるといったユニークなものです。本キャンペーンは、近年の世界的な新規献血者数の減少(※2)を踏まえ、将来に向けて新規献血者を増やすことを目的としています。
日本においては、この機会に広く国民の皆様に献血の必要性や現状について知っていただくことを目的とし、東京タワー様及びその近隣の各店舗・施設様やその他企業様(※3)にご協力頂き、「もしも世の中からA・B・Oが消えたら」どうなるかキャンペーンウェブサイト上で表現しました。詳細は以下の通りです。
■キャンペーンウェブサイト(日本)
http://www.jrc.or.jp/missingtype (日本赤十字社ウェブサイト内特設ページ)
※参加各国の血液事業団体(※1)のキャンペーンウェブサイトもご覧ください。
https://youtu.be/Z_KcRo86Iq0
※日本から輸血経験者の友寄 蓮(ともよせ れん)さんにご出演頂いております。ぜひご覧ください。
(※1) 参加血液事業団体
NHSBT(イギリス)※グローバルキャンペーン事務局、Australian Red Cross(オーストラリア)、Rode Kruis Vlaanderen(ベルギー・フランダース)、Croix Rouge de Belgique(ベルギー)、Hemorio(ブラジル)、Canadian Blood Services(カナダ)、Hema-Quebec(カナダ)、Hospital Authority(香港)、日本赤十字社(日本)、Kraujodonoryste(リトアニア)、ネパール、New Zealand Blood Service(ニュージーランド)、Northern Ireland Blood Transfusion Services(北アイルランド)、Irish Blood Transfusion Services(アイルランド)、Scottish National Blood Transfusion Service(スコットランド)、Blood Services Group(シンガポール)、National Red Cross(韓国)、South African National Blood Service(南アフリカ)、Blodcentralen I Stockholm(スウェーデン)、Blutspendedienste(スイス)、Sanquin(オランダ)、Americas Blood Centers(アメリカ)、Blood Systems(アメリカ)、Red Cross(アメリカ)、Welsh Blood Donation(ウェールズ) 計25団体(21カ国)
(※2)世界的な新規献血者数の減少
本キャンペーンに先立ち参加血液事業団体*に調査を実施したところ、新規献血者数は2005年の1,830,003人に比べて、2015年は1,324,980人と27.6%減少している。
*イギリス、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド、ベルギー、アイルランド、スウェーデン、スイス、オランダ、日本、韓国、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、カナダ、アメリカ、南アフリカが回答
(※3)日本国内の協力企業・団体(敬称略)
日本電波塔株式会社(東京タワー)、株式会社プリンスホテル(東京プリンスホテル)、ブランドパートナーズ株式会社(ヴァション/シアトルズベストコーヒー芝公園店)、株式会社モスフードサービス(モスバーガー芝大門店)、株式会社NTTドコモ(ドコモショップ浜松町店)、株式会社壱番屋(カレーハウスCoCo壱番屋 JR浜松町駅北口店)、株式会社世界貿易センタービルディング、汐留ビルディング、東京港埠頭株式会社(竹芝客船ターミナル)
※その他の協力企業・団体について追ってキャンペーンウェブサイトにて公表いたしします。