初めての支部・施設合同イベント「やまぐち赤十字フェスタ2016」は大好評でした!
日赤山口県支部では、10月23日、山口赤十字病院、小野田赤十字病院、山口県赤十字血液センターと初めての合同イベント もっと知って!「やまぐち赤十字フェスタ 2016」を開催。約1,000人の方々にご来場いただき、会場は終日大変な活気にあふれ賑わいました。
くす玉割りでスタートしたメイン会場では、青少年赤十字加盟園・校の児童・生徒たちがステージを盛り上げてくれました。野田幼稚園児による“よさこい”、大殿小学校合唱部、そして山口中央高校合唱部、オーケストラ部による演奏は拍手大喝さい。入院患者の方々も賑やかな声に誘われ、見に来てくださいました。
山口県支部のコーナーでは、災害時に避難所などで炊き出しを行う赤十字地域奉仕団の女性グループがハイゼックスで非常食300食を作り、配布。試食した親子連れは「美味しいね!」と顔を見合わせニッコリ。
熊本地震関連のパネルや、避難所で配布される毛布などの救援物資は、ドラッシュテント(大規模災害時や重大事故などの発生時、速やかに現場に運んで展開できるフレーム一体式テントのことで、風、断熱性、遮光性に優れている)内に展示。多くの方が配布物資の種類の豊富さや、テントの大きさに驚かれました。
防災奉仕団は、救護服なりきりコーナーや心肺蘇生法体験コーナー等で指導に当たりました。
一方、病院・血液センターコーナーでは、子ども向けのお仕事体験や、献血模擬体験が大人気。子どもたちはドクターの手ほどきを受けながら内視鏡を使った外科手術体験や、薬剤師と塗り薬を練る体験、看護師と一緒に聴診器や赤ちゃんを抱っこする体験等を通じ、将来の“お仕事”に夢を膨らませていたようでした。
放射線技師による「MRI・CT・マンモグラフィーを知ろう!」のコーナーでは、レタスやブドウ(種あり・種なし)等の中身を断面映像で見たり、機械に触って動かすなど、初めて見る自分の背より大きな機械に子どもたちは興味深々。「これは何ですか!」「音が大きい!」など様々な質問・感想が飛び交い、子どもたちは驚いたり、真剣な表情を見せたりして、普段はできない貴重な体験となりました。
赤十字を「もっと知って!」の思いで開催した初めての合同イベント「やまぐち赤十字フェスタ2016」は、支部・病院・血液センターの関係者・スタッフの思いを集めて、色々な体験コーナーで多くの皆様と話し、ふれ合い、大いに盛り上がりました。ご来場いただいた方々、運営をサポートしてくださった赤十字奉仕団・ボランティアのみなさまに心から感謝申し上げます。
【その他のコーナーの紹介】
・視界が狭くなって見えにくい「高齢者疑似体験」では、小さい文字を読んだり、箸で小豆を取るなどをしました。
・「はたらく車」救急車に乗ってみよう! サイレンを流しながら「救急車が通ります!」をアナウンス。
・小野田老人保健施設「あんじゅ」パネル展
・大人気だった日赤キャラクター「ハートラちゃん」。献血推進キャラクター「けんけつちゃん」、山口県PR本部長「ちょるる」も子どもたちに囲まれ人気の的でした。
・「リラクゼーションマッサージ」でも会話が弾んでいました。気持ちよくなるとついつい、話したくなることってありますよね。
・車椅子体験では、車輪が小さな棒を越える時、椅子がガタンと揺れました。予想していた以上の衝撃に子どもたちは少し驚き、怖かったようです。
・「触って触診模型」体験
・「ミニ縁日コーナー」では、スーパーボールすくいや輪投げ、綿菓子の販売等を行いました。売上げは全て災害救護活動など、日赤の活動資金にあてられます。