第5回赤十字救急法競技大会を開催しました
ワールド・ファーストエイド・デー(世界救急法の日)である、9月9日(土)に、第5回目となる赤十字救急法競技大会を山口南総合センターで開催しました。
今年は、今までの学校・職場、友人等でのグループに加え、初めて家族での参加があり、全30チーム、106名が、「心肺蘇生の部」と「応急手当(三角巾包帯法と搬送)の部」の2部門で競いました。
心肺蘇生の部
内容:心肺停止状態で倒れている人を発見してから、救急隊に引き継ぐまでの手順の適切さを競いました。
傷病者を発見、自身の安全確認のため周囲を観察し、傷病者に近づく。状態を把握し、胸骨圧迫(心臓マッサージ)・人工呼吸を行い、AED(自動体外式除細動器)を使用、胸骨圧迫等の再開後、救急隊に引き継ぐまで。
応急手当の部
競技者は与えられた手当部位を三角巾を用い包帯法を行います。手当後は2名で傷病者を搬送。
JRや自衛隊、警察チームは、さすがによく声が出て、きびきび動かれていました。福祉施設や病院の職員チームは、これならいざというとき安心!という対応でした。
高校のJRC部(青少年赤十字)は、若さあふれ、大学のサークルチームはスポーツマンらしい爽やかさいっぱいでした。
初出場のファミリーチームは、パパとママが救助者役で、お兄ちゃんが救急隊役。弟くんは一生懸命パパの側で応援をしていました。家族揃っていのちを救う・・・素敵です。
両部門通じての総合優勝は「山口県鴻城A」チーム。心肺蘇生の部および応急手当の部のダブル優勝でした。しっかり練習して大会に臨まれた結果です。
これから先、いざという時には赤十字救急法で人間のいのちを守ってください。
総合優勝
山口県鴻城A(高校生チーム)
心肺蘇生の部
優勝:山口県鴻城A(高校生チーム)
準優勝:たくみ美容室(大学生チーム)
三位:山口県鴻城B(高校生チーム)
応急手当の部
優勝:山口県鴻城A(高校生チーム)
準優勝:チームFIT(社会人チーム)
三位:宇部西高(高校生チーム)
特別賞
ザ・サカモト(社会人チーム)
救レンジャー(ファミリーチーム)
いけいけ!いつらくん(大学生チーム)
からあげ(社会人チーム)