平成29年度山口県赤十字奉仕団中堅団員研修会を開催しました。
10月3日(火)、カリエンテ山口 婦人教育文化会館(山口市)にて、地域で活動する赤十字奉仕団の中堅団員を対象に研修会を行い、県内各地域奉仕団から約70名が参加しました。
まず始めに赤十字への更なる理解を深めることを目的に、赤十字の成り立ちやマークの意味、赤十字の基本原則等を支部指導講師である蔵本先生からお話しいただきました。
次に、リーダーとしての知識・技術の習得、災害時の奉仕団の活動強化のため、日赤が全国展開している防災プログラムのひとつでもある「災害エスノグラフィー」(読み物による過去の災害の追体験)を山口県赤十字防災奉仕団とともに実施しました。
午後からは、健康的な生活を長く続けるために日ごろから気を付けておくことを体操を交えながら講義。他にも、怪我をした際に役立つ「身近な物を使った応急手当」では、ストッキングやレジ袋を使った手当の方法をレクチャーしました。
また、災害時に役立つ技術としてホットタオルの紹介、避難所で役立つ毛布ガウンの作り方を、実技を交え講習しました。
参加者からは、「日頃の生活に役立てたい!」、「災害に備えて、色々な準備や地域での取り組みが必要だと感じた」などの感想がありました。
それぞれが地域に持ち帰り、家族や地域住民に広く伝えてくださることを期待します。