防府市立桑山中学校で命守会(日赤県支部と気象の専門家)の防災ワークショップが行われました

平成31年1月11日、防府市立桑山中学校2年4組を対象に、「いのちを守る防災教育を推進する会 略称:命守会(めいしゅかい)」のマニュアルを活用した、大雨防災ワークショップ「経験したことのない大雨 その時どうする」が行われました。

命守会は、平成26年度に結成してからこれまで、48の学校関係者(児童生徒、教職員、保護者など)から要請を受け出前講座をしていますが、過去に大雨災害に見舞われた防府市では、平成28年度から市教育委員会と共同で、“学校教員によるワークショップ”を実施しています。

命守会が作成したマニュアルについて、市内全小・中学校の担当教員を対象に研修会を実施。受講された教員らは、それぞれの学校でこのマニュアルを活用したワークショップを順次実践されています。

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防府市モデル事業の最後の学校となった、本日の桑山中学校のワークショップでは、学校で防災を担当される河原教諭が授業を行い、命守会はオブザーバーとして立ち会いました。

はじめに、「非常に激しい雨」とはどういった状況か。歩道の側溝から噴き出す雨水や、氾濫する河川の様子、土石流の起きる瞬間の映像を流し、次に、大雨が予想される日の前日から当日にかけて、どのような準備・行動が必要なのかをグループで話し合いました。

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防府市のモデル事業は、この度の桑山中学校のワークショップをもって終了となりますが、これからも県内どの地域・学校の児童生徒らも災害時には自らが考え行動ができるよう、会では防災教育の推進に努めていきます。

大雨防災ワークショップのマニュアルや、映像・教材シートなどはコチラからダウンロードし、どなたでも自由にお使いいただけます。

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