浅江中学校で防災講習を実施しました
令和2年9月18日、光市立浅江中学校において、地域住民を対象に防災・減災講習を実施しました。
浅江中学校は、保護者と地域住民向けの「家庭教育学級」を年に6回開催されておられますが、今年度第3回目の家庭教育学校のテーマを「防災・減災」とされ、その講師を日赤にご依頼されました。
講義では、過去に発災した大規模災害の写真や映像を視聴し、改めて災害の恐ろしさとその被害の様子を知っていただき、同時に、赤十字冊子「災害への備え」に沿って、避難のタイミングや「五感で感じる土砂災害情報」などを説明しました。浅江中学校区には大きな河川があるため、平成30年の大雨災害の被害を振り返りながら、お住まいの地域の特徴を知ることの大切さもお伝えしました。
後半は、避難時に役立つ情報として、毛布ガウンや風呂敷を使ったリュックサックの作り方、また避難所で体を拭く際に貴重な水を無駄なく使う方法など、デモンストレーションを行いました。
日赤では、日ごろ実技を重視した講習普及を推進していますが、今は感染症流行期であるため、残念ながら受講者に実際に作っていただくことはできませんでしたが、各ご家庭で実践いただけるよう資料をお渡ししました。
講義の最後には、「自助の力を高めるために備えを実行すること。共助の力を高めるためには、日ごろから地域住民を知り、協力し合う関係を築いておくことが大切」だとお伝えしました。