令和3年度山口県青少年赤十字トレセンを実施しました!

コロナ禍により昨年度中止したリーダーシップ・トレーニング・センター(以下「トレセン」という。)を、今年度はオンラインで実施しました。
トレセンは、青少年赤十字の特色あるプログラムのひとつとして毎年実施している「児童・生徒のリーダー」を養成する学習活動です。新型コロナウイルス感染症の流行以前は、宿泊型で青少年自然の家などで開催していましたが、今年度は、感染拡大防止の観点から、単日オンラインでの開催に変更しました。
今回のトレセンには、小学生32名、高校生13名の児童・生徒らが参加しました。また、プログラムの作成から当日の運営まで、県内の学校で青少年赤十字を指導する先生方がスタッフとなって実施されました。
オンラインでのグループワークや発表は、参加メンバーにとってこれまでにない経験だったため、顔をあわせない相手とコミュニケーションをとることが、日ごろとは違うことに気付き、そのため、どのように発表すれば上手く伝わるかを考え、そして実行しました。学校の授業では発表を避けてきた児童生徒らが、「自分の意見を言えたことが嬉しかった。今後も出来そう」と喜び、「オンラインでの共同作業が難しかった」や「プログラムを通じて自分が変わることができた」と、感想を述べました。
※8月17日に予定していた中学校トレセンは、長引く大雨で災害発生の恐れがあったことから、生徒の安全を最優先し中止としました。

◇小学校リーダーシップ・トレーニング・センター

開催日 7月26日
参加  3校22名

アイスブレイクの〇×クイズの様子。自分の答えを体を使って表現しました。

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「お友達が困っていたらどうする?」といった質問に、3色の色紙を使って答えました。指名された児童はなぜそう答えたか、自分の意見を発表します。

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自分の住むまちのお宝自慢をしました。「私のまちに来たら、〇〇を見て!」のお題に、画用紙を使って伝えました。
国宝瑠璃光寺と答えた山口市の児童や、あんこうのイラストを描いた下関市の児童がいました。

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最後に、学校自慢をグループで考え、発表するワークショップを行いました。
児童らは、与えられた時間内に、自分たちの学校の自慢を探しに、校内を散策したり、インターネットで調べます。

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山口市立湯田小学校の自慢。中原中也や、学校の取組み「チャレンジ目標湯田小ABC」

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下関市立関西小学校の自慢。地域のお花の先生が訪問し指導を受ける「花生け」や、伝統的な鼓笛隊

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今年度、JRCに加盟されたばかりの下関市立養治小学校は、藤棚と伊藤博文直筆の書を紹介しました。

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最後に集合写真を撮影しました

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◇高等学校リーダーシップ・トレーニング・センター

開催日 8月7日
参加  6校13名

言葉だけの指示で、どのようなイラストが出来上がるか。参加メンバーはそれぞれが違ったイラストを描いたことに驚きました。

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ハサミを使って折り紙を切り、全員同じ図形を作ります。指示のないワークショップで、リーダーシップの発揮が試されました。

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赤十字とは、青少年赤十字とは? 地域で活動する際に必要な、「ニーズ」や「課題の発見」とは?
JRCの目指すリーダーシップを学びました。

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