令和3年度山口県赤十字奉仕団中堅団員研修会を開催しました
令和4年2月~3月に地域の赤十字ボランティア向けの山口県赤十字奉仕団中堅団員研修会を実施しました。
令和4年2月22日(火)は、シンフォニアいわくに(岩国市)にて、県東部地域で活動する赤十字奉仕団(地域奉仕団)の中から中堅団員16名が参加し、研修会を実施。
令和4年3月2日(水)は、サンワーク美祢(美祢市)にて、県西部地域で活動する赤十字奉仕団(地域奉仕団)の中から中堅団員7名が参加し、研修会を実施。
※令和4年2月2日(水)県中部地域対象の研修会を実施する予定としておりましたが、新型コロナウイルス感染症まん延防止重点措置期間中であったため中止しました。
2月22日(火)岩国会場にて
3月2日(水)美祢会場にて
前半部では、支部職員から赤十字・ボランティアについて講義を行いました。赤十字の成り立ちについて紙芝居を使って説明をし、また最近の世界での赤十字のうごきや赤十字ボランティアについてお話しました。
後半部では、「災害」テーマに、「平成30年7月豪雨災害でのボランティア活動について」のオンライン講演と「災害時動けるようにしよう!」のワークショップを行いました。
オンライン講演では、広島県熊野町女性会赤十字奉仕団委員長の山野様より「平成30年7月豪雨災害時のボランティア活動について」広島県熊野町の被害状況や当時行った炊き出しボランティアについて講演いただきました。
山野委員長からは、日頃からひとり暮らし高齢者宅に手づくり弁当を配る活動や地域の方と一緒に料理を行う活動、地域イベントに参加するなど、地域とのつながりを持っていたため、災害の時に、迅速に炊き出しを行うことができたとお話されました。
ワークショップでは、本研修で学んだことを活かして、地域にはどんな方が住んでいるのか、災害が起きた時に赤十字のボランティアとしてどういった活動ができそうか、そして、日頃からどんな活動をしておくといざという時に動けるのかをグループで話しあってもらいました。
参加者からは、
「赤十字についてクイズ形式で楽しめた。また、赤十字がボランティア組織であるという内容や世界の赤十字のうごきがよく分かった」「リアルの体験が聞けて良かった。普段の人間関係が大切だなと思った」「ボランティア活動をやっている仲間が大勢いるので、その点をしっかり線になるように頑張りたい」など感想をいただきました。