青木功さんらが故・大鵬さんの遺志を受け継ぎ献血運搬車『大鵬号』を寄贈

青木功さん(写真左)と納谷芳子さん(同中央)から日赤近衞社長へ

青木功さん(写真左)と納谷芳子さん(同中央)から日赤近衞社長へ、大鵬号のレプリカキーを贈呈

日本赤十字社(以下、日赤)は13日、本社(東京都港区)で献血運搬車『大鵬号』の贈呈式を行いました。

2013(平成25)年1月に亡くなられた大相撲の元横綱・大鵬の納谷幸喜(なやこうき)さんは、1969(昭和44)年から2009(平成21)年までの40年にわたり、計70台の献血運搬車を日赤にご寄贈くださいました。

現在も全国で7台の『大鵬号』が、皆さまからの献血でいただいた大切な血液を医療機関に届けています。

その後、有限会社大鵬企画の代表取締役である納谷芳子さん(大鵬夫人)の発案により、『大鵬号』の復活が企画。故・大鵬さんを『角界の父』と慕う横綱・白鵬関から2014(平成26)年に『大鵬号』復活第一号(通算71台目)が、昨年は株式会社パスポートから通算72台目が寄贈されました。

今年は、ゴルフを通じた社会貢献活動に取り組まれている『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント大会実行委員会』から、通算73台目となる『大鵬号』が寄贈されました。

贈呈式には、『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント大会実行委員会』の実行委員を務めるプロゴルファーの青木功さんが出席し、「このような取り組みをできるだけ続けていきたい」と抱負を述べました。

今回ご寄贈いただいた『大鵬号』は故・大鵬さんの出身地である北海道の血液センターへ配備され、患者さんのいのちを守る献血運搬車として活躍します。