第12回赤十字・いのちと献血俳句コンテスト受賞作品が決定!
平成29年12月9日(土)日本赤十字社本社において、日本赤十字社第12回赤十字・いのちと献血俳句コンテストの表彰式を開催し、最優秀賞や優秀賞等の受賞者15名に賞状等を授与しました。
今年で第12回を迎えた本コンテストには、平成29年6月23日(金)から10月13日(金)までの期間中、多くの皆様からご応募いただき、23万句を超える作品が寄せられました。
そして、多くの応募作品の中から、審査員長の俳人・黛 まどかさん等による最終審査を経て、厚生労働大臣賞及び文部科学大臣賞をはじめとする各受賞作品が決定しました。
主な受賞作品
主な受賞作品は以下のとおりです。
厚生労働大臣賞
献血車 降りてあきつの 群れの中 (鹿児島県 白坂 昭典 さん)
文部科学大臣賞
金魚にも 声かけて入る 祖母の家 (東京都 滝 莉杏 さん 高校2年生)
日本赤十字社 社長賞
風鈴の 音が聞こえて 風が吹く (岐阜県 堀 葵 さん 中学2年生)
日本赤十字社 血液事業本部長賞
アイス食べ ママのけんけつ まっている (千葉県 大木 理巧 さん 小学校2年生)
ピカチュウ賞
ひまわりを 残していった おじいちゃん (大阪府 近藤 友月 さん 小学6年生)
審査員のコメント
表彰式において、審査員長の黛さんは、「皆さんの句を拝見してますと、命というのを視覚だけではなくて、音や肌触りで捉えられており、命というのは幅が広くて柔軟なものだと思いました。そして、皆さんの俳句に共通するものがあります。一つは、難しい言葉を使わず、誰が聞いてもわかる言葉で表現している。それから、献血や命を囲む風景がすっと浮かび、みなさんの句を読んだ後は、暖かい気持ちになります。暖かさこそが、命のぬくもりであり、命の響きあいであると感じました。献血をする人も、必要としている人も、どちらも暖かい気持ちで幸せになるというのが献血だと思います。献血を通して、また俳句を通してこれからの命を繋いで、皆さん自身の命を輝かせていただければと思います。」と講評をされました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
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