第13回赤十字・いのちと献血俳句コンテスト受賞作品が決定!
平成30年12月8日(土)日本赤十字社本社において、日本赤十字社第13回赤十字・いのちと献血俳句コンテストの表彰式を開催し、最優秀賞や優秀賞等の受賞者15名を表彰いたしました。
今年で第13回を迎えた本コンテストには、平成30年6月19日(火)から10月31日(水)までの期間中、多くの皆様からご応募いただき、13万句を超える作品が寄せられました。
そして、多くの応募作品の中から、審査員長の俳人・神野紗希さんによる最終審査を経て、厚生労働大臣賞及び文部科学大臣賞をはじめとする各受賞作品が決定しました。
主な受賞作品
主な受賞作品は以下のとおりです。
厚生労働大臣賞
大通り 木陰の下に 献血車 (鹿児島県 坂元 綾花さん 中学生の部)
文部科学大臣賞
てをつなぎ 新芽のにおい かけだした (東京都 西村 咲良さん 小学校高学年の部)
日本赤十字社 社長賞
香る草はら 手を取り見上げる オリオン座 (神奈川県 浅沼 侑奈さん 高校生の部)
日本赤十字社 血液事業本部長賞
暑い夏 ママの献血 応援だ (福井県 角谷 優斗さん 小学校低学年の部)
けんけつちゃん特別賞
雪が舞う 献血終わりの コーンスープ (埼玉県 矢作 紀子さん 一般の部)
審査員長のコメント
表彰式において、審査員長の神野さんは、「どの句もやさしく、心が自然とあたたかくなるようなものばかりでしたが、それは誰かのことを想う気持ちが込められているからだと思います。誰かのことを想う時、人は一人じゃないと思います。今の時代、人々が孤独を感じやすい世の中だからこそ、ここに集った言葉の力が、一人じゃないという連帯のメッセージになり、大きな意味があったと思います。なぜ献血のようなテーマで俳句を募集するのかも、皆さんの句が教えてくれた気がします。俳句の季語が一緒に詠まれることで、献血が日常の一コマとして入り込み、生活の中であたり前にあるものだと気づかせてくれました。このような素晴らしい句が、今後広まっていって、献血の大切さや一人ひとりのぬくもりが知られていくことを願っています。」と講評をされました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
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