NHK海外たすけあいキャンペーンは12月25日に終了いたしました。
たくさんのご支援誠にありがとうございました。

赤十字は、動いてる!

今、人類の4分の1に当たる20億人が
紛争の影響を受けている場所に住んでいます。
攻撃の対象としてはならない民間人にも
大きな被害が及んでいます。
赤十字は、どんな時も人間のいのちと健康、尊厳を
守る活動を続けていきます。

とは?

この活動は、日本赤十字社とNHKが毎年12月に実施している募金キャンペーンです。
武力紛争をはじめ食料危機や自然災害など、世界では今この瞬間にも多くの人びとが様々な人道危機に直面しています。
私たちは、苦しんでいる人びとを救うため、それぞれの地域に根差した支援を続けていきます。
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世界中の紛争や災害、病気から
いのちを守る
日本赤十字社の活動

紛争対応
災害対応
レジリエンス
強化
2022年2月から続くウクライナ人道危機、2023年10月から事態が深刻化したイスラエル・ガザ人道危機など、今この瞬間も紛争の影響を受ける人びとが後を絶ちません。また、中東地域やバングラデシュ、アフリカ各地では人道危機が長期化し、人びとは厳しい環境下での生活を強いられ続けています。
赤十字は、紛争の影響下にある人びとに必要な支援(医療支援、救援物資・医薬品の配布、こころのケア活動、給水支援、生計支援等)を届ける救援活動に加え、紛争の混乱によって離散した家族への再会支援や収容所への定期訪問等の保護活動も国際人道法に基づき継続しています。
イスラエル・ガザ人道危機
救援活動に従事するイスラエル・ダビデの赤盾社(左)とパレスチナ赤新月社(右)
状況
2023 年10 月7日以降、イスラエルとガザとの間での武力衝突が激化しました。イスラエルでは人質の家族が不安と苦しみを抱えたまま過ごしており、ガザ地区では今もなお人道支援の継続に支障を来たす爆撃等が継続し多くの死傷者、避難民が発生しています。加えて、周辺国にも人道危機の影響が波及しており、周辺国での暴力行為も増加しています。イスラエル・ダビデの赤盾社(MDA)やパレスチナ赤新月社(PRCS)、レバノン赤十字社やシリア・アラブ赤新月社、エジプト赤新月社等周辺の各国赤十字・赤新月社、赤十字国際委員会(ICRC)、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC) は赤十字の基本原則のもと、赤十字全体で連携して救援・支援活動に取り組むとともに、すべての紛争当事者に対し国際人道法の遵守、特に一般市民の保護と必要な支援を提供するためのアクセスの確保を強く訴え続けています。
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バングラデシュ南部
避難民支援
こころのケア活動後にバングラデシュ赤新月社担当者と打合せを行う日赤要員
状況
2017年8月、ミャンマー・ラカイン州における暴力から逃れるため、多くの人が隣国バングラデシュ南部に避難しました。帰還の見通しが立たず、衛生状態の悪い生活環境や自然災害のリスクにさらされる過酷な状況下において、約100万人が避難民キャンプで暮らしています。
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ウクライナ人道危機
緊急対応チームによる救助活動
状況
2022年2月に激化したウクライナとロシアによる国際武力紛争は現在も終息することなく、多くの建物や住居、インフラが破壊され、死者や負傷者が増え続けています。また、安全を求めて今もなお、多くの人びとが国内外に避難しています。
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世界各地において、気候変動の影響と見られる災害が頻発しています。食料危機や保健衛生状況にも影響があると言われています※1
赤十字は脆弱な立場に置かれた人びとへの食料支援、現金・物資給付による総合的な生計支援、医療サービスの提供や給水・衛生及び衛生促進、こころのケア活動のほか、小規模農家に対し、種苗や農具の提供、技術支援を行うなど様々な支援を実施しています。
モンゴル ゾド(寒雪害)
ゾド(寒雪害)の影響を受けた被災者の話に耳を傾ける赤十字スタッフ
状況
モンゴルでは、特に2015年以降、気候変動の影響で夏の干ばつとそれに続く厳しい冬が繰り返されており、「ゾド」と呼ばれる大寒波に伴う複合災害が頻繁に発生しています。2023年から2024 年にかけてのゾドは、国全体の12%にあたる790万頭もの家畜が死亡するという深刻な被害をもたらしました(2024年6月現在、モンゴル当局発表)。
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ザンビア 干ばつ
干ばつにより収穫物を失った男性
状況
2023年7月に世界各地で始まった大規模なエルニーニョ現象の影響により、南部アフリカ地域で深刻な雨不足が発生し、今年2月は過去100年間で最も乾燥した月を記録しました。南部アフリカ地域の11カ国※1では6月現在、3,480万人以上の人びとが、食料不足などによりIPCレベル※2 3以上の危機的状況にあると言われています。
南アフリカ地域の中でもザンビアは1981年以来最も深刻な干ばつの被害を受け、今年2月29日にザンビア政府は非常事態宣言を発令しました。エルニーニョ現象と長引く乾季の影響で食料危機がさらに深刻となり、116州のうち84州が被害を受けています。昨年末には大規模なコレラ感染症が発生し、衛生環境や安全な水へのアクセスなど、すでに多くの課題がある中で、干ばつにより水源が枯渇し、家畜の放牧や農業が困難となっています。気候変動に加えて不安定な世界情勢の影響も相まって、燃料費や肥料価格が値上がりし、食料価格も高騰しています。その結果、食料供給や生産が停滞し、一時は660万人以上が緊急人道支援を必要としていました。

※1 アンゴラ、ボツワナ、エスワティニ、レソト、マダガスカル、マラウイ、モザンビーク、ナミビア、南アフリカ、ザンビア、ジンバブエ
※2 IPCレベルとは急性的な食料不安を示す指標で、レベル1:無し/最小、レベル2:ストレス、レベル3:危機、レベル4:緊急事態、レベル5:大災害を示す。
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赤十字では、平時から人びとが人道危機に備え、自ら対応し、立ち上がる力、すなわち「レジリエンス」を高めるための防災教育や救急法の普及などを行っています。
レジリエンスの礎になるのが、人びとの心身の健康です。
紛争のみならず、あらゆる人道危機からの復興、人的・社会的・経済的基盤の再構築には人びとのレジリエンスが欠かせません。
困難な状況下にある人びとへの支援に加え、「自らのいのちと健康は自分で守る」、そして「人びとの尊厳が守られるようたすけあう」という意識を一人ひとりが持つことが何よりも大切です。赤十字は、現地のボランティアとともに、地域の生活習慣や文化をよく理解した上で、病気やけがの「予防」のための啓発活動も展開しています。
ルワンダ
完成した水汲み場で順番を待つ人びと
状況
ルワンダは1990年代の内戦が終結して以降、急速な経済発展を遂げており、「アフリカの奇跡」と呼ばれています。一方で、人口の8割が暮らす農村部では、高い貧困率、社会インフラの未整備による安全な飲料水やトイレの不足、感染症、そして気候変動の影響による自然災害といった複合的な社会課題に直面しており、首都キガリとの著しい経済格差が生じています。
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アフガニスタン
職業訓練を受ける女性
状況
1970年代から断続的に続く紛争、貧困、保健医療サービスの弱体化。多くの人道的課題を抱えるアフガニスタンにおいて、近年深刻化している問題は、干ばつや季節性の洪水等気候変動がもたらす自然災害です。
2021年8月に起こった政変の後、同国の人びとは深まる食料危機や物価の高騰等さらに厳しい危機に直面しています。
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世界からのありがとう

  • ウクライナ ヴィンニツァヤナさん

    2022年にウクライナ国内の比較的安全な地域に避難してきました。今住んでいるアパートは窓から隙間風が入るため、冬はとても寒いです。日本の皆さんの支援で、赤十字からヒーターを頂きました。これで子どもたちも風邪を引きにくくなります。大変な時に私たちを助けてくれてありがとうございます。
  • アフガニスタン ヘラートアブドゥルさん

    地震が起きた日の夜は2人の子を腕に抱いて過ごし、一睡もできませんでした。夜冷たい風が吹きつけとても寒かったのですが、アフガニスタン赤新月社の方にアドバイスをもらいながら仮住まいのスペースを整え、今は何とか過ごしています。国際赤十字からの資材が届いたら、家の再建に向けて頑張ります。
  • ルワンダ ギサガラ郡エベリンさん

    今まで毎日2時間かけて水汲みをしていましたが、赤十字が村に水汲み場を作ってくれたので、家の近くで安全な水が手に入るようになりました。また、赤十字のボランティアが我が家を訪ねて、トイレや家の中を清潔に保つよう教えてくれました。おかげで、病気にかかりにくくなりました。

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国際活動とは

絶え間なくおこる紛争や災害。 それらは人びとの尊いいのちや財産を一瞬にして奪い去ります。
世界各地で、紛争や災害、病気、食料危機などに苦しむ人びとへ支援を届けるため、世界最大級の赤十字のネットワークを活かして、緊急時の救援や復興支援、開発協力に取り組みます。
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