看護専門学校授業・行事の紹介
災害看護の授業における救護訓練
災害看護論の授業では、地震などの実際の災害発生を想定した模擬現場で、被災者や救護員の役割を体験し、救護所テントの組み立てやトリアージ、応急処置など演習を行います。
被災者の気持ちを理解し、救護員として自律的に活動するための役割を考えることを通して、すべての人びとのいのちと健康を守るために必要な知識・技術・態度を学びます。
戴帽式・宣誓式
赤十字看護専門学校では、戴帽式において初めてナースキャップを戴きます。
戴帽式を行う学校と、看護師になる大志を学内で宣誓する宣誓式を行う学校があります。
各人の看護師としての思いや志を再確認し、看護に携わる者としての責任を自覚する、大切な節目として実施しています。
病院での実習
実習では、各々が入院患者さんを受け持ち、学校で実習したことを実際に行い、学びを深めます。
赤十字看護専門学校では、赤十字病院と連携し、教員と実習指導者(病院勤務看護師)が協力して、学びやすい実習体制を整えています。
国際交流
赤十字看護専門学校では、国や文化の違いを超えて国内外で活動し、看護を実践できる看護師の育成を目標としています。
いくつかの学校では、海外の看護学生を受け入れたり、海外を訪れたりして、活発な国際交流を行っています。
キャンドルサービス
赤十字病院に入院している患者さんやその家族お一人お一人へ、実習でお世話になった感謝の気持ちを込めて、キャンドルサービスを行います。
卒業式
伝統ある救護員制服を身にまとい、迎えた晴れの日です。赤十字看護専門学校で育んだ看護の心を胸に卒業していきます。
卒業生の約8割は赤十字病院に就職し、卒業後も引き続き、勤務上の悩みを解決できるよう学校と病院が協力して支援体制を整えています。
また、卒業生の中には、看護大学に編入したり、助産師学校へ進学したりと、さらに学びを深める人もいます。