HLA検査

血小板輸血後に血小板数の増加がみられない状態を血小板不応状態といいます。

血小板が増加しない原因には、抗HLA抗体などの血小板抗原に対する抗体による免疫学的機序と、発熱、感染症、DIC、脾腫大などによる非免疫学的機序があります。

血小板輸血の効果が2回以上認められない場合は、血小板の輸血効果を評価し(血小板輸血の輸血効果評価についてはこちら)、血小板輸血不応状態の原因を調査します。