【緊急帰国報告会】ギリシャでシリア難民医療支援活動~日赤助産師が帰国~
2011年に勃発したシリア危機から5年が経過する今も、戦禍を逃れヨーロッパへ流入する難民は後を絶ちません。
この度、日本赤十字社が国際赤十字チームの要員として派遣され、約1カ月間現地の難民保護施設で医療活動に従事した平井香名助産師の帰国に伴い、報告会を開催します。
欧州各国では入国を制限し始め、通過点となっているギリシャに多くの難民が停留する事態となっています。
帰国直後の平井助産師から現地の状況や課題、そして困窮する難民の様子を写真や資料を交えてご報告します。
1.帰国報告会
■日時:2016年4月22日(金) 13:00から14:00(開場は12:45)
■場所:日本赤十字社本社(東京都港区芝大門1-1-3) 1階 クロスラウンジ
■派遣先:ギリシャ共和国 中央マケドニア地方 (ケルソーの難民保護施設で活動)
■派遣期間:2016年3月19日~2016年4月21日(約1カ月間)
■派遣者:平井 香名(ひらい かな) 葛飾赤十字産院 助産師
■派遣者略歴:2011年ウガンダでの母子保健事業、2015年ミャンマー・カチン州での医療支援事業を経験。現地看護師や助産師への集団教育、技術指導などを通じて国際的な人道支援活動に従事している。
■事業概要:ギリシャに流入する難民に対しての医療ニーズが高まる中、ギリシャ政府は赤十字に対し同国北部の難民キャンプ等での医療支援を要請。これを受けて、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は、フィンランド・ドイツ・日本からなる国際編成チームによる基礎保健緊急対応ユニット(仮設診療所、巡回診療等を実施するもの)の出動を決定。日本赤十字社からは、チームの要員として助産師1人を派遣し、妊婦健診や診療介助などの医療活動を実施。
2.新たに医師を派遣します
■派遣者:吉見 祐輔 (よしみ ゆうすけ) 名古屋第二赤十字病院 医師
■派遣期間:2016年4月18日(月)~2016年5月23日(月)
■フライト情報:2016年4月18日(月) 成田空港 22:30発 トルコ航空TK053便(イスタンブール行き)
■成田空港での取材:出発前に以下の要領で取材いただけます。
取材時間:2016年4月18日(月) 19:30頃
取材場所:第一ターミナル 南ウィング チェックインカウンター付近
(日本赤十字社のロゴマークを目印にご参集願います)