【世界難民の日トークセッション】 日本赤十字社AFTERNOON CAFE:先が見えなくても~ヨーロッパをめざす難民のいま~
日本赤十字社では、「世界難民の日」を前に、移民・難民について知り、ともに考えるイベントを代官山で開催します。
今回は、ひとりの助産師がギリシャ北部の難民キャンプで出会った妊婦や家族と離れた女性たち、子どもたちの状況をお伝えし、ゲストや来場のみなさんとともに「難民問題」にどのように向き合い、寄り添うことができるのかを考えます。
ギリシャでは、マケドニアとの国境が閉鎖され、先を目指していた難民たちはギリシャに留まらざるを得なくなりました。数か月にもおよぶテント生活、中には家族と離れて臨月を迎える女性や10代で流産を経験するも誰にも相談できない少女、母乳がとまってしまい、ミルクも手に入れにくく赤ちゃんの栄養が不足してしまうケースなど、様々な不安と課題に直面しながら生きる女性たち。「シリアから国外に避難する難民は400万人以上」などという塊でとらえると見ることのできない個々のドラマに焦点をあて、今一度国境を越えて移動をしなければならなくなった人びとの状況を紹介します。
また、多角的にその状況を見られるように、ネットメディアの方や、マスメディアの方に一緒に登壇いただき、そのような状況にいる個人と、日本社会の個人をどのようにつなぐことができるのか、また、マスメディアとして広く理解してもらうためにはといった視点からトークを繰り広げる予定です。
ぜひ、取材のご協力をお願いいたします。
記
1.トークイベント
(1)日時 平成28年6月18日(土)13:00~15:00
(2)場所 代官山T-SITE GARDEN GALLERY イベントスペース(東京都渋谷区猿楽町16-15)
(3)入場 無料、100名様(※客席は予約で満席となりました)
2.スピーカー
(1)平井 香名 葛飾赤十字産院 助産師、ギリシャ北部難民医療支援事業派遣
(2)井手 章博 ヤフー株式会社「Yahoo!ネット募金」プロジェクトマネージャー
(3)脇阪 紀行 大阪大学大学院未来共生プログラム特任教授、元朝日新聞論説委員
3.ホームページ
日本赤十字社HPイベント詳細:http://www.jrc.or.jp/information/160527_004302.html
代官山T-SITE:http://real.tsite.jp/daikanyama/event/2016/05/afternoon-cafe.html
報道機関の皆さまからのお問い合わせ:日本赤十字社 柏倉・山田 電話03-3437-7088