保健分野における人道支援研修(H.E.L.P.)を開催
~ウクライナ・トルコ・シリアの赤十字職員が来日し、研修に参加~
日本赤十字社は、日本赤十字看護大学および赤十字国際委員会と共同で、9月4日(月)から9月15日(金)まで、保健分野における人道支援研修「H.E.L.P.※ in Tokyo 2023」を開催しています。
同研修は、武力紛争や自然災害などの現場で人道支援活動を行う人を対象に実施し、参加者は活動中の問題解決に必要な知識や公衆衛生などの基礎知識、倫理的行動規範を学びます。
アジア大洋州地域や欧州など12か国から20人が参加し、ウクライナ武力紛争やトルコ・シリア地震において活動している現地の赤十字・赤新月社職員もいます。
9月8日(金)に、ウクライナ、トルコおよびシリアの赤十字職員3人へのご取材を承ります。ぜひこの機会にご取材ください。
※H.E.L.P(Health Emergency in Large Populations)
1986年に赤十字国際委員会が世界保健機関、ジュネーブ大学と連携して作ったアカデミアと人道支援の現場をつなぐ研修コース。現在、世界8か国で開催しています。対象者は、人道支援の現場での活動経験のある方で、政府機関、大学、赤十字、国際機関、NGO等から広く参加しています。
ご取材概要
1 日時
2023年9月8日(金) 17:00~17:30
※ご取材には、日本赤十字社の通訳が付きます。
※研修風景の撮影をご希望の場合、同日15:15~16:45の時間帯で撮影いただけます。
2 会場
日本赤十字看護大学 広尾キャンパス(東京都渋谷区広尾4-1-3)
3 申し込み方法
URLまたはQRコードからお申し込みください。
取材申し込みフォームの登録完了後、順次、メールにて当日の詳細をご連絡します。
■URL:https://forms.office.com/r/yrRkn12V0G
申込締切:9月7日(木)18:00
4 取材対応者
(1)Ms. Iryna Martyniuk(イリーナ・マルティニュウク)
ウクライナ赤十字社所属、26歳
<略歴> <研修の参加理由> |
(2)Ms. Merve Ay Clavijoolarte(メルベ・アイ・クラビホオラルテ)
トルコ赤新月社所属、35歳
<略歴> <研修の参加理由> |
(3)Dr.Hind Bakkour(ヒンド・バクール)
シリア赤新月社所属、58歳
<略歴> <研修の参加理由> |
※CBHFA(Community Based Health and First Aid)
赤十字が開発した地域住民参加型保健活動。地域ごとの異なる保健課題(衛生環境はどうか、どんな食物から栄養を取るか、母子の健康を守るために何が必要か、出血した時の安全な対応等)について、地域で活動するボランティアと一緒に地域住民に伝えていくもの。地域の人々が自らの力で健康を守り、将来にわたって持続的に向上させていくアプローチ。
地域の病院で医者と話すイリーナさん
アレッポの避難所でCBHFA活動中のヒンドさん
5 参考(H.E.L.P. in Tokyo 2023について)
(1)日時
2023年9月4日(月)~9月15日(金)
(2)会場
日本赤十字看護大学 広尾キャンパス(東京都渋谷区広尾4-1-3)
(3)目的
紛争や自然災害、複合災害などの人道支援の現場で活動している人を対象とし、人道支援を行う際に必要な知識・スキル(問題解決の意思決定に必要な知識や公衆衛生などの基礎知識、倫理的行動規範)を学ぶ。
(4)主催
日本赤十字社、日本赤十字看護大学、赤十字国際委員会
このリリースについてのお問い合わせ
日本赤十字社 広報室(メディアの方へ)https://www.jrc.or.jp/media/