皇后陛下から手拭いの御下賜
~特別養護老人ホームなど、全国6施設に計600本を配布~
日本赤十字社 名誉総裁である皇后陛下雅子さまから、日本手拭い600本が下賜されました。皇后陛下のお誕生日12月9日を記念して、賜ったものです。
手拭いは、日本赤十字社が運営する特別養護老人ホームなどの入所者に配布されます。
「宝物が一つ増えました。明日から使わせていただきます」堀 由美子さん(87歳/写真左)
「皇后さまお誕生日おめでとうございます。これからもお元気で健やかにお過ごしください」湯川 浩子さん(79歳/写真右)
(日本赤十字社福岡県支部 特別養護老人ホームやすらぎの郷:福岡県)
手拭いに描かれたモチーフは、皇后陛下がお選びになったデザインで、枝に実った「ユズ」が描かれています。手拭いの御下賜は、昭和 24 年に香淳皇后が始められたものです。今回で68 回目を迎え、年代によって絵柄が異なり、これまで「折り鶴」、「麦穂」、「紙風船」などのモチーフが描かれていました。
今年は、日本赤十字社総合福祉センター(東京都渋谷区)、日本赤十字社福岡県支部 特別養護老人ホームやすらぎの郷(福岡県糟屋郡)を含む日赤の特別養護老人ホームなど6施設の入所者に配布されます。
皇后陛下のお気持ちが込められたお見舞いを受け取った入所者は、一様に笑みがこぼれ、感謝や喜びの声が上がるとともに、皇后陛下のお体を気遣う言葉がありました。
「思いもかけず夫と一緒にいただけて幸せです」
佐野 史江さん(92歳)
(日本赤十字社総合福祉センター:東京都)
「ありがとうございます。大切に使います」
金山 博さん(48歳)
(日本赤十字社総合福祉センター:東京都)
※今年は12月9日が土曜日のため、日本赤十字社総合福祉センター、日本赤十字社福岡県支部 特別養護老人ホームやすらぎの郷では先んじて配布されました。
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