熊本地震から1カ月が経過~日本赤十字社の活動

熊本地震における日本赤十字社の活動状況 写真はこちら

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避難所での巡回診療

熊本地震において、日本赤十字社は発災当日(4月14日)から救護活動を開始。
発災後1か月となる5月14日までに、救護班149班を派遣し医療救護活動を行っています。

また、熊本赤十字病院では多くの職員が被災しながらも、基幹災害拠点病院として懸命の医療救護活動を継続。全国の赤十字病院から、医師・看護師ら約300人がかけつけて職員をサポートしています。

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避難所で安眠セットを配布

これまでに避難所などに避難されている方に配布した救援物資は、毛布18,980枚、安眠セット6,401セット、緊急セット654セット、ブルーシート11,200枚です。

また、皆さまからお寄せいただいた義援金の総額は87億2,171万7,671円(5月9日現在集計確認分)。
義援金は全額を各県の配分委員会を通じて被災された皆さまにお届けします。

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避難所での健康教室

1カ月が経過し季節が夏へと移りゆく中で、気温上昇に伴う衛生環境の悪化や熱中症の危険性の増大、先の見えない避難生活や自らの置かれた状況に直面することによる精神的な苦痛など、速やかに支援するべきニーズが新たに生まれてきています。

日赤は、状況の変化に柔軟に対応しながら、被災された皆さまに寄り添い、活動を続けていきます。