赤十字ボランティアが能登半島で被災者に寄り添う支援活動を実施

2025年4月9日

各地の赤十字ボランティアは、令和６年能登半島地震や令和６年９月能登半島大雨災害によって被災された方々に対するさまざまな支援を行っています。
被災地でのボランティア活動を動画にまとめていますので、以下のリンクよりぜひご覧ください。

令和６年能登半島地震から１年　～ボランティアが支える温かなコミュニティーづくり～
https://youtu.be/yGLwJ1oDWek?si=9Og5p7ka0bWdirGY

千葉県赤十字安全奉仕団と一緒に、心と体を癒やす時間

２月15日(土)に千葉県赤十字安全奉仕団のボランティア５名等が、石川県輪島市内の２か所の避難所において、健康支援活動を実施しました。

同奉仕団は、救急法等講習指導員によって組織されており、平時は救急法や健康生活支援講習等の普及、防災訓練への参加、イベントにおける救護所での活動などを行っています。平時に培われた技術や知識を生かし、災害発生時には災害現場に向かい、避難所や救護所における支援を実施します。

当日は、避難所で生活されている方12名が参加され、足湯やハンドケア等のリラクゼーションと、認知機能の維持・向上を目的としたプログラム「コグニサイズ」の一環として、健康体操を行いました。
参加者からは「気持ちが良かった」、「話を聞いてもらえてうれしかった」といった声が聞かれ、長引く避難所での生活の中で、ボランティアとの交流が良い気分転換につながる楽しいひとときになったようです。

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香川県の赤十字ボランティアが“ほっと”するひとときをお届け

翌週２月22日（土）には、香川県赤十字奉仕団“ほっと”のボランティア４名等が、石川県能登町柳田地区にある仮設住宅の集会所において、健康支援活動を実施しました。

同奉仕団は、日頃から高齢者福祉施設等への訪問やイベントの際に、笑顔と共感を心がけながらハンドケア等のリラクゼーションを提供しています。

当日は、リラクゼーション、脳トレ体操に加え、看護師資格を持ったボランティアもいたことから体調管理についての相談受け付けなど、これまでに培った技術を生かし、さまざまな活動を行いました。
大雪の降る寒さの中、足湯をしながらのハンドケアは冷えた体を温め、参加者から大好評でした。背中のケアも心地よいと喜んでいただき、より多くの人にこの心地よさを体感してもらいたいと、参加者が仮設住宅に居住されているご家族や知人にお声がけくださり、次々と参加者が増えていきました。
また、脳トレ体操も「帰ってからまた練習してみたい」と好評でした。

活動したボランティアは「お話をしたり、脳トレ体操をしたりして、一緒に楽しい時間を過ごすことができてよかった」と話し、皆で力を合わせて支援を届けられたことへの充実感を口にしていました。

赤十字ボランティアは、今後も能登半島における支援活動を継続していきます。

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